西山ゆかり崩れる
テレビ中継の冒頭を飾ったのは西山ゆかりプロ。
しかも順位は4位と中途半端。いつもなら首位の選手からスタートするテレビ中継なのに・・・。
ここまでテレビ局が押すのも、もしかしたら昨年に引き続いての2連覇達成がかかっているから。
が、テレビ局の期待は見事に打ち砕かれ15番ホールでは痛恨のボギー。首位イ・ボミとはこれで5打差。
ここから大逆転ともなれば、テレビとしては大盛り上がりなのですが、健闘むなしくイ・ボミに2連覇の夢を打ち砕かれてしまいました。
ベテラン勢の復帰
今年から日本ツアーに復帰した有村智恵プロ。
それとアメリカから一時帰国で今回の試合に参加しているさくらちゃん。
優勝争いほどのスコアではないものの、多くのギャラリーを引き連れての移動だったようで、2人の人気の高さを改めて実感しました。
さくらちゃんはこの後アメリカツアーに戻ってしまいますが、有村プロは、この先も日本の試合に出場するはず。
4年前の他を圧倒するほどの強い有村智恵をもう一度見てみたい。そう願うファンは多いことでしょう。
お待たせしましたイ・ボミ
試合放送から20分位経過してから、やっと真打ち登場。15番ホールからの放送で、2位に3打差。試合中にバナナを食べるなど、首位のプレッシャー全くなし。女王様の貫禄が出てきた感じがします。
ボギーもここまで今大会で1個と相変わらずの安定ぶり。
こんなスーパープレーヤーがオリンピックに出場出来ないのですから、韓国のレベルの高さに驚かされます。
何気にキム・ハヌル
猛チャージではなくジリジリとスコアを上げて気づいたら首位に並んじゃっていたというのが僕が彼女を見ていつも思うこと。
今回も14番ホール時点で首位に3打差。んで、15番でバーディを取り、首位に2打差。まさかが起きればイ・ボミとのプレーオフもという所まで迫ってきました。
ここからはキム・ハヌル推しでテレビ観戦。
とどめを刺した17番のバーディ
が、そこは女王イ・ボミ。ショートホールの17番。難しい下りのロングパットを見事に沈めバーディ獲得。2位との差を4に広げ勝負あり。
試合を終えたキム・ハヌルの爽やかな笑顔がやけに印象的でした。
この先、この韓国勢2人の戦いが日本女子ツアーを盛り上げていくんでしょうね。
それはともかく日本勢の頑張りを期待したい。恐らく鈴木愛が対抗馬になると思います。思いっきり顔に出ちゃう所がやけに共感しました。