設定が先を行き過ぎ新ヒーロー「ブラック・パンサー」

Blog 反省

今までのマーベルヒーローとちょっと違う

アイアンマン、マティソー、スパイダーマンなどなど個性豊かなヒーローがいる中で、今までにはない斬新設定のヒーローが映画化されました。

見てくれは全身がブラック。タイトなフォルムで正義の味方といよりも、悪役のボスといった感じ。

設定もかなりぶっ飛んでいて楽しく見れました。

ブラック・パンサー

架空の国ワカンダの国王という設定

ブラック・パンサーの出身は、アフリカにあるワカンダという架空の国。

アフリカと聞くと電気、ガス、水といった生活インフラが脆弱で政情不安定。世界的に見ても途上国。なのに、このワカンダ、アメリカの数百年先を行く技術立国。ので、特殊スーツのブラック・パンサーを作れるわけです。

けど、国王を決める時は決闘によるもので、古き伝統と最新テクノロジーが共存した特殊なお国なのです。

で、この国の国王がブラック・パンサーというわけです。

ブラック・パンサー

特殊な鉱石をめぐる攻防

ワカンダでしか採掘されない特殊な鉱石をめぐり、話は展開されます。

この鉱石、軍事用のパーツにつかたり、医療に使えたり用途は様々。特に軍事用への使用は今までの兵器では全く及ばないような兵器を作れるということで、各国から採掘者が後を絶ちませんでした。

とは言え、ワカンダ国に潜入して、帰ってきた者はおらず国外に流出することはありませんでした。

が、ただ一人、ワカンダからこの鉱石を盗み出し、とんでもないウェポンを開発し、色々と悪事を働くように。

たまりかねたワカンダ国王、ブラック・パンサーが懲らしめるということになったのです。

ブラック・パンサー

王位争奪戦とは

と、ここまではこのアメリカ人とブラック・パンサーの戦いかとちょっと物足りなさを感じました。それを見越してか新たな展開が。

なんとワカンダの国王の権利がある人間が突然現れます。

この御方、国王の弟の隠し子。アメリカ人の女性との間で生まれ、大人になるまでワカンダ市民さえ知らない人物。

これが俺にも王位の権利があると主張し、国王と王位継承戦に勝利。ぽっと出の人間が新国王に治まることとなったのです。

この新国王、それまでの穏健なお国柄の文化を無視して、鉱石を輸出することで国を豊かにするこを主張。世界に戦いの火種を作ろうとします。

これにより国は2分して内紛が起きてしまうのですが。

ブラック・パンサー
ブラック・パンサー

ヒーロVS悪役ではない

これまでのマーベルだとヒーローと悪役の戦いというわかりやすいストーリーでしたが、ブラック・パンサーの場合、国の存亡をかけた戦いが軸となっています。どちらにも正義があり、勝てば官軍負ければ賊軍というのが新鮮にうつりました。ぜいご覧ください。

ブラック・パンサー

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