EC一人勝ちと思いきやリアルも健闘。万全のコロナ対策が寄与

過去最高を記録するGAFA

全世界で広まるコロナの影響もあり経済は大打撃を被っている中、ネット業界は絶好調。一人勝ちの様相を呈しています。

GAFAが過去最高を記録し、特にEC関連は巣ごもり需要を取り込んで、どこも我が世の春を謳歌。

リアル店舗はさぞ苦労しているのかと思いきや、過去最高売上を記録しているなどコロナの影響も限定的といった感じです。

GAFA

営業利益74%増のケーズデンキ

新製品が安いでおなじみのケーズデンキは、2020年4-12月の売上高が6065億円。前年同期比11%増。利益にいたっては74%増とコロナの影響なぞどこ吹く風といった好業績を達成。

しかも集客のための折込チラシを減らしたり、初売りなどの年初の目玉イベントを中止にしたにもかかわらず。

来店客は購入商品が既に決まっている方が多く店舗に滞留する時間が短いこともあり蜜になりにくい。

これにより、安心して買い物できるという点がお客さんには受けているようです。

ゆったり店舗が寄与。西松屋

赤ちゃん用の雑貨、アパレルで業界トップの西松屋もコロナの影響を全く受けていないほどの業績を記録。

2020年3-11月の利益は前年同期比4.2倍。過去最高を達成しました。

西松屋も蜜を避けたい消費者の心理にうまーくフィット。広い駐車場、高い天井、ベビーカーが2-3台並んでも通れる広い動線など、この無駄に広い店舗設計がコロナ禍ではかなり効いていた模様。

これまで「ガラガラなのに高収益」と揶揄されてきましたが、それがコロナ禍により、さらに収益性を増し、他社も黙ってしまうのではないでしょうか。

スマホ型レジ「レジゴー」。新たな決済の形になるかも

コロナ禍前から導入が進む自動決済システム。アマゾン・ゴーに触発されて国内でも人手不足の解消という文脈で語られてきました。

コンビニでもセルフレジの導入が進むなど、コロナ禍でより一層、自動化が加速していくと思われます。

さらにイオンでは、自動レジをもっと進め、買い物のピッキング時にバーコードでピッ、自動レジにて精算というスマホ型「レジゴー」を導入しました。

まだ20店舗と実験段階ながら、お店によっては3割近くのお客さんが利用しているなど上々な滑り出し。2022年までにはさらに100店舗まで拡大していくと計画しています。

コロナ禍により、非接触という面も見直された格好の自動決済。商品の袋入れ替えもなくなり、買い物する側としても時間短縮に繋がり、色々とメリットがある本システム。

レジ

最大手がこのような取り組みをはじめたのですから、数年後には地域のスーパーでも導入するところが出てくるのではないでしょうか。

小売にも新常態の波。

百貨店はコロナの影響をもろに受け業績を落としている中、一方スーパーは過去最高の収益と同じ小売でも、大きな差が出ました。

前者は都市部ということもあり、なかなか来店しにくい事情をがあるでしょう。加えてインバウンド需要に支えられたことも影響しているかと思います。

一方のケーズデンキ、西松屋、イオンは地方部に多く、比較的家からも近いこともあり来店が鈍るという影響も軽微。しかもコロナ禍対策も万全。

となると、地方発の新状態の波が都市部へ波及という流れになってくるでしょう。

しばらくは続きそうなコロナの影響。この先も様々な取り組みがなされていくことでしょう。

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