確定拠出金のおさらい
公的年金が制度疲労を起こしていると言われ久しい昨今。お年寄りを支えるのに昔は3人。騎馬戦の騎馬に例えられていました。
最近では少子高齢化、非正規雇用の増大なども伴い、今では肩車状態だとか。
お年寄りを支えるのが一人となれば、年金の受給額も減るわけで、一説には現役時代の約半分だとか。
シニア暮らしが始まったものの、年金は期待したほどもらえず貧乏な暮らしを余儀なくされることも十分に考えられる。
が、国としても、無い袖は触れない。公的の年金はもうアップアップ状態だから、国民の皆様、ここはひとつ自分で老後の資金管理をお願いしますというのが今回のお話です。
個人型確定拠出金iDeCo
確定拠出金自体、そう目新しいものではなく、僕自身もある保険会社で既に運用済み。
今回取り上げる確定拠出金iDeCoは、その対象が公務員、主婦にまで広げたというもの。
今までは自営業者、企業年金なしの会社員のみでしたが、対象がかなり広がりました。
iDeCoの3つのメリット
一つ目は所得控除。年末調整や確定申告時に、掛け金を全て所得から差し引くことができます。
二つ目は、売却益に税金がかからない。
三つ目は受け取り時。60-70歳の間に、一時金か年金、または一時金と年金の併用で受け取ることができます。
一つ目、二つ目は明らかに節税になるので現役世代としてメリットが大きいと思います。
iDeCoの3つのデメリット
一つ目は60歳まで引き落とせない。我慢が必要。2つ目は元本割れのリスク。これは致し方ないかと・・・。
三つ目は、加入時に2000円~6000円の手数料などがかかるということ。
僕的にはどれも想定の範囲内。メリットとデメリットを比較しても、メリットの方が勝っている感じがします。
自分で運用方法を選択
主な商品は株式や債券。他にも不動産投資信託を取り扱うものもあります。
ちなみに僕の運用先も株、国債、投資信託で世界編と日本版に分かれていて、投資先を分散できるというもの。
どの投資商品を厚くするか個人の責任。
僕自身の運用成績は
僕の場合、もう10年以上続けていますが、投資先の比率は一切変えず、手堅い債権投資を厚くという手法。
特に比率をいじることなく、ほぼほぼ放置状態。
運用実績は若干のプラスです。元本割れをしていたので、とりあずよしとしています。
あくまでも個人的感想ですが、世の景気に併せて、株、国債、投資信託をその時々に応じて運用されるという手法ももちろんあります。
見事にハマって利益を得ることもあれば、逆に元本割れしちゃうことも。
運用方法は人それぞれだと思います。そのウチネットでも、おらが運用法なんて公開するサイトが注目される日がくればいいなと。
そうなれば日本も貯蓄から投資へが加速すると思います。