クルーズコントロール最高
2年前に今のクルマに乗り換えてからというもの、クルマ移動がこんなに楽になるとは思いませんでした。
オマケ位としか思っていなかったクルーズコントロール。高速道路走行中に前方のクルマに追従してくれる機能ですが、社有車で既に経験した僕にとっては、使うシーンがあまりに限られていました。
が、今のクルマは、走行速度を設定すれば前にクルマがいなくても、そのスピードを維持して走ってくれる。ので、アクセルペダルを踏む必要なし。これがどんなに楽なことか。
脚を前方に出す姿勢と言うのは、僕にとっては何かと疲れやすい。なので、走行中に脚を手前に持ってきたりして疲れを残らないように無意識にしていたのですが、その作業が全くなし。却って運転に集中できる。疲れも軽減。欲を言えば、車線をはみ出さないように自動で調整してくれる機能があればなおのこといいのですが・・・
ハンドル持たなくても良い?
で、最近発売となったセレナが、僕がまさに欲しい機能を搭載しているではないですか。多分・・・。
自動で車線内をキープしてくれるのですから、ハンドルでチョイチョイ修正する作業も必要なくなってくる訳です。
まさに自動運転と呼んでもいいんじゃないかと。
といった具合に、今、自動車業界で話題の自動運転の実現に向けて日本車メーカーは着々と進化を遂げています。
さらに、海の向こうのドイツでは、セレナの上を行く自動運転が市販化されます。それがアウディのA8の自動運転機能で、こちらは何とハンドルを持たなくてもいいというもの。
両手が完全にフリーな状態ですから、スマホいじりやら、動画視聴、走行中のカップラーメン食い、さらには日報の作成などが何でもできちゃう。ちょっと言い過ぎかもしれませんが・・・
国を挙げての支援
この自動運転、レベル3は、まだ法整備が確立していないため、事故が起きた際に、ドライバーか自動車メーカーかどちらが責任を取るか明確になっていません。
技術的には日本車メーカーも今回のアウディの自動運転技術は確立されているようですが、いかんせん法整備が整っていないことには、発売できないというジレンマがあります。
が、ドイツでは、このアウディ A8の発売を知ってか知らずかレベル3向けの法改正を行い、かつ国よる審査プロセスも順調に進んでいるとか。
他国に先駆けて、自動運転を市販化することで、自動車王国の復権を狙っているとも受け取れます。
他国で市販化の既成事実が出来れば日本の法整備も進むのではないでしょうか。
日本車でも早くレベル3に対応した自動運転カーが実用化して欲しいものです。