ヤマト値上げでECサイトの悲鳴

宅配物流業界

値上げ額1.7倍?

ヤマトの宅配の運賃値上げが発表され、大口顧客との交渉が進められていますが、その値上げ幅がかなりのエグいとのことで、ECサイトから悲鳴にも似た声が・・・

ある荷主の証言では「尋常じゃない値上げを提示された」とのこと。この尋常ないという言葉に、予想をはるかに超える値上げ幅ということが容易に想像できます。

あのAmazonが、1.7倍の値上げという報道もあり、中小のECショップはかなりの大打撃を被っています。

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大口顧客の恩恵

この値上げ報道を受けて知ったのが、大口顧客ならではの優良特典。大幅な値引きはもちろんですが、全国一律料金と羨ましい限りの特典がつくとのこと。

利用する客側の立場からすると、イチイチ自宅からの配送料を調べるのは何かと面倒。が、全国一律であれば、この調べる作業も省かれ、大変ありがたい。僕の中では購入ショップを決め手にもなります。

が、今回の運賃値上げに伴い、この特典がなくなるとの噂が・・・。

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全国一律を見越して倉庫選び

この全国一律をフルに利用して、人件費の安い地方に物流倉庫を設けて、そこから全国に配送するというECショップが数多くあります。

コールセンターでも、人件費の安い地方に設置するというのはよく聞きますが、物流の世界でもこのような事が行われているのには驚きました。

が、それも今回の値上げで帳消しになる可能性もあり、ならばということで地方から撤退して、都市部の近くに物流倉庫を移す企業も増えてくると思います。

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強気のヤマト

Amazonの大きなウリの一つでもある当日配送。ヤマトが撤退する可能性ありということで、中堅の宅配会社との取引をはじめましたが、ヤマトの行き届いたサービスとは雲泥の差。荷物の追跡サービスや指定の時間通りにモノが届かなかったりするんでしょうね。

新聞では到着日にモノが届かない被害が続出したなんて言ってました。

と考えると、ヤマトの運賃値上げに合意しなければ契約を打ち切るという強気の姿勢は納得がいきます。

だって、ヤマトに代わる質の高い宅配サービス会社はないのですから・・・

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まとめ

通販大手のニッセンが、5000円未満の商品の宅配料を従来の490円から100円に値上げしましたが、恐らく中小の通販ショップも、俺も俺もとばかりに雪崩を打って値上げに走っていくのでしょう。

そうなると、益々規模の大きいECショップが生き残る可能性大であり、真の勝者はAmazonだったなんてことになるかもしれませんね。

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