人手不足で倒産の衝撃
事業が成り立たない。赤字続きで負債を返済できないならわかりますが、従業員の不足が原因で倒産する会社が増えているとのことで、かなりのっぴきならない事態に、今日本は陥ってます。
東京商工リサーチの調査で2017年に人手不足で倒産した件数は317件。この数字、前年に比べると約2倍と言うのですから、この状態が続けば日本経済はどうなっていくのでしょう・・・
副業OKは人手不足解消の一手
昔は、副業なんてしようものなら、厳しい処分が待っていました。降格ならまだしも最悪クビになることも。
学生時代、会社に内緒でバイトしていた先輩はいましたが、そこまでしないと生活が苦しかったのでしょう。
が、最近では副業の見方も変えて、個人の成長を促すものという良きように捉える企業も増え、副業を持つサラリーマンも増えてきました。
社会人になってから、あのバイトしておけばよかったなという淡い夢も会社によっては叶えられることも。
事実、サラリーマンが副業でコンビニバイトを始めているという事例も。
サラリーマンがコンビニバイト
例えば、朝7時-9時だけのコンビニバイト。昔なら短すぎて店長にペケをもらいましたが、今はそんな贅沢な事は言ってられない。ある意味、働く側に歩みに寄ってくれるケースも。というのも、ただでさえ人手が足りないですから、いたしかたないあのでしょう。
サラリーマンにとっても、残業を厳しく取り締まられれている現状。収入もさぞかし落ち込んでいるので、副業しなければ食っていけない。
しかも会社が副業OKとくれば、後ろめたさは一切なし。
この手お短時間バイトが今、徐々に増えており、両者の思惑が一致したと言ってもいいでしょう。
働き手は助かる柔軟なシフト
雇い主側の手厚い処遇は、これだけではなく、居酒屋やコールセンターなど様々な業種で「週0日からOk」。つまり働かない週があってもいいというもの。
ここまで自由度が高ければ、こちらの都合でシフトを入れられますし、時間の読めないサラリーマンにとっては大変ありがたい話。
とにかく時給を上げてもなかなか人が集まらない。お店が潰れるのと比べれば、条件を甘くして自分がちょいと苦しくなる方を選択するのでしょう。
バイト君から正社員へ
となってくると、バイトから正社員の道も昔に比べるとかなり確度の高いものになってくるでしょう。
雇い主側としては、バイトを通じてかなりのレベルまで育成できたわけですから、それを手放すというのは、会社にとって大きな損害。
バイト側もいつかは正社員という道があれば、仕事のやりがいも増すことでしょう。