余裕すぎるぜよ。学校の授業は?
小学校から英語の塾に通っていたものだのだから学校の英語の授業がつまらなかったことを思い出せてくれる作品
若気の至りと言いましょうか、ちょっとだけ学校の授業よりも先に言ってるからといって周りの友達よりも自分は頭がいいと錯覚していたのが今振り返ると恥ずかしくてなりません。
今回の作品もそんな周りの子供よりもちょっと先に言っちゃってる女の子のお話。
とは言え、彼女の場合、ちょっとどころではない、小学校1年生にして、大学レベルの数学を解いちゃうほどの100万人に一人の天才なんです。
特別扱いしないパパ
そんなスーパーの彼女は、若くしてパパと別れ、ママの手でしばらく育てられたものの、自殺をしてしまい、今では叔父との2人暮らし。
そんな特殊な環境でも、身の不幸を一切感じることなく、むしろその環境を楽しんでいる感じ。
パパ役の叔父も彼女を子供扱いすることなく、一人の人間として接しているところが大人な感じがしました。
学校では、周囲のお友達を見下すなとか、大人達の言うことにはいちいち反論するななど、とても7歳の女の子に対して言わないようなことを彼女に言い含め、その言わんとする所を理解しているといのがこれまた驚きました。
まさかのおばあちゃま登場
そんな幸せな二人のもとに現われたのが、ママと叔父のお母さん。天才児から見るとおばあちゃんです。
このおばあちゃん、有名な数学の博士で、自分の娘も数学の道を歩ませるほどの熱心な教育なママ。自分では果たせなかった夢を娘に果たしてもらうと、小さい頃からマンツーマンで数学の手ほどきを行ってきました。
つきあいお友達にも細かくチェックされ、強引に初恋の人との引き離されてしまったり。そんなことが積み重なり、娘を授かった後、自ら命を絶つようなことに発展しまったのです。
そんな教育おばあちゃんが突然現われ、孫を預かりたいとう申し出を息子にしてきたのです。
親子で親権を争う不思議な関係
おばあちゃの主張は、孫は超絶の天才児であって、その才能に見合わった環境で暮らしていくことが彼女の将来のためにいいと主張。
一方のおじは、お姉ちゃんの死や愚痴をそばで聞いてきたこともあり、普通の生活を送るのが彼女にとっては最良ということで、双方の主張は平行線となり、家族でこの天才児の親権を争うことになりました。
裁判官の判定は、恐らくおばあちゃんの主張に傾く可能性が高いというこで、叔父についた弁護士は、里親に預けるという仰天プランを彼に打診。
将来的には彼と彼女は再び暮らせるこのプランを渋々承諾。こうして、叔父と天才少女の幸せな日々に終止符が打たれることに。
最後は感動ものです。ぜひ