認知症対策コストが馬鹿にならない
我が息子を「どなたさま?」と言ってみたり、真夜中に「美容院に行くと出かけたり」。奇怪な行動を起き始めたら、間違いなく認知症を疑ってもいいでしょう。
自分には関係のない話とは思っていましたが、周りからそんな話を聞くといよいよウチもかと戦々恐々する毎日。
構成労働者が2015年に発表した資料によれば、2025年には認知症患者数は約700万人。社会全体のコストでは年間14.5兆円だとか。
ただでさえ医療費削減に取り組んでいる中で、この数字はかなり国にとっては負担です。
政府もいよいよ重い腰を上げる
このよあうな状況を受け、2019年6月、「予防」を重視した認知症対策を掲げ、かかってしまうのはしょうがないけど、周囲がそれを認めて認知症患者を見守って上げましょうという法律を提出しました。
飽きの臨時国会で法制化を目指すとことになりました。
気になるのは法律の中身。恐らく介護が手厚くなるんでしょうけど、果たして人手不足の業界で対応しきれるのかが疑問。
最善の策は、治療できればそれに越したことはないんでしょうけどね・・・
医薬業界も頑張っています
医療業界もこれまで治療薬の開発をしてきましたが、そのほとんどが失敗に終わっています。
エーザイが発表した薬は大きな期待が寄せられていたものおの、最終の臨床試験が失敗に終わり、開発を断念することに。
大きな失望が広がりました。
認知症の原因物質ではるアミロイドβが脳内に貯まるのを止める、あるいは減らすことができれば、認知症の治療になると、その原因究明なされているものの、治療薬としてアウトプットするまでには至らずといった状況です。
人類の貢献はヘルスケア。Appleの野望
医療業界が八方塞がりの中、期待がうっすらと高まるのがAppleの動き。アプリでもヘルスケア関連を出すなど、少なからず健康関連商材の実績があります。
2019年8月、Appleが認知症の早期発見を目指した仕組みを開発中との報道がありました。
iPhoneやApple Watchで、行動データを取り、認知障害と症状のない人の違いの調査を始めました。
この調査により、何か認知症用の新薬開発に寄与できる研究データが出ればと期待したいところです。
今そこにある危機
現状では、これといった対策を打てるに至らず、来る2025年までには何かしらの対策を打てるよう取り組んでいるのが実情のようです。
2025年までには認知症を治療できる新薬が開発されることを切に願うばかりです。