目がヤバすぎ。ハイジャック犯「ダマスカス」

ダマスカスハリウッド

イスラム国を扱った作品はお初

イスラム国が最も勢いがあったであろう2011年の話。隣国のシリアでは政府軍よりも圧倒的な力を誇り、次々とイスラム国の占領下になっていました。

黒装束を身にまとい、銃弾を恐れず果敢に攻める姿勢に、これは押し込まれても無理ないなと思いました。

この先、イスラム国を扱った作品が増えてくるかもしれませんが、彼らの思想、考えなどを知るには良い作品だと思います。

ダマスカス

目の前で自爆テロの衝撃

イスラム国が猛威を振るうシリアで、危険な占領都市から住民を飛行機に乗せて救出するというミッションを主人公パイロットとそのパパが引き受けます。

ヘリコンプターで無事に現地に到着するも、いきなりクルマに乗った自爆テロに遭遇。首がもげてしまうほどのものすごい爆風を目の当たりにして、これは命がけにミッションと悟ったことでしょう。

何とか飛行場に到着し、飛行機に乗り込み離陸の準備に取り掛かります。

少しでも離陸が遅れれば、イスラム国の餌食になるのは明らか。急ぎ占領された都市に取り残された住民とイスラム国の逮捕者を乗せて飛行機は滑走路へ。

が、目の前にはイスラム国の兵士達。どこで漏れてしまったのか、出航が相手方に筒ぬけだったのです。

ダマスカス

任務完了と思いきや

とは言え、ここで出航を取りやめたら、イスラム国の捕虜として過酷な重労働か死が待っているだけ。

パイロットは躊躇なくアクセルを踏み込み、イスラム国兵士が居並ぶ列に向かって飛行機を走らせ、見事離陸に成功。

行き先の首都ダマスカスまで約50分。

こうして、見事に危険視されていたミッションをものの見事にクリアしてのけたのです。

が、作品が終わるまでに後1時間以上。ハッピィエンドはまだ早すぎるだろうと思ったら、まさかのトラブルが発生。

住民と一緒に飛行機に乗ったイスラム国の罪人達が、大暴れ。飛行機内にはシリア兵士がたんまりいたのに抵抗むなしくあっさりと飛行機をハイジャックされてしまいます。

ダマスカス

えっ、まさかこのまま殺されちゃう?

で、ハイジャックの要求は、再び飛行機を占領都市に戻せというもの。せっかく必死になって脱出できたのに、事態は振出しに。っていうか、最悪な方向に向かってしまうのでした。

女性、子供だけは途中着陸した空港に残すことは許されたものの、パイロットと男性は染料都市に戻され、イスラム国の捕虜となり、集団処刑

かと思いきや、これ宣伝用動画を作るためのシーン撮りのためで、実際には違う形での処刑を企んでいたのです。

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第二の9.11に巻き込まれるとは

それが、飛行機を再び首都ダマスカス向けて飛ばし、何と自爆テロを決行するというもの。

それに捕虜となった主人公、パパも同乗させて殺してしまおうというもの。

果たしてこのミッションを阻止できるのか否か、ぜひご覧ください。

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