深紫外線って何者?
「難しいのでは?やめたほうがいい」と、かのノベル物理学賞を受賞した中村修二さんからバッサリと否定されたものの、粛々と開発を進め実用化にこぎつけた深紫外線事業。
そもそも、この深紫外線とは何者かって言うと、紫外線の中でも波長の短いものをさし、細菌やウイルスのDNAを破壊して不活化させることができるとのこと。
ちなみにインフルエンザ・ウイルスを約25分で計測限界値まで不活化させることを実証。
他にもあおのコロナウイルスを10分で不活化させることに成功したなど、まさにこれが普及すれば、こんな引きこもり生活から開放されるのかも
NASAも認めた技術です
この深紫外線を活用した殺菌機は、NASAでも採用されています。宇宙にはウィルスやら殺菌がいるわけで、これらの対処法として、殺菌器が使われています。
大手投資ファンドも期待?
ちなにこちらの会社、従業員6名ほどの小さな会社ながら当初から注目度は高く設立当初には大手投資ファンドから15億円の出資を引き出しました。
将来性を高く買われたのでしょう
今では民生用の製品も数多く発売。同社のホームページには様々な種類の空気清浄機など掲載されています。
中でも、農家向けのUV蚊取り器は人気を博しているとか。これ一般家庭版も出せばいいのにと思いました。
コロナを10分で不活化させるなら
んで、肝心のコロナ対策向けの殺菌器です。
病院や空港などの大空間向けに大型の空気殺菌装置を導入する計画を立てているようで、早期に実用化することを切に願ます。
これが実用化されれば、3蜜問題もクリアされると思いますし、これで多少お出かけできる機会が許されるのかなと。
他にも転用。ウェラブルへの期待
殺菌器にとどまらず、次なる飯の種がウェラブル用のディスプレイ。
マイクロサイズの深紫外線LEDにより、省エネで高精細のディスプレイが実現でき、これによりウェラブル用に使えるとのこと。
とにかく可能性の広がりを感じる深紫外線。他領域の開発も大事ですが、まずは殺菌分野で日本国のため、早期の実用化を勧めていただきたいものです。