冷酷と思われがちなスナイパーだけど・・・
遠くの敵を確実に仕留めるスナイパー。いつの時代でもスナイパーは重宝されていました。相手にとっては最悪。どこから銃弾が飛んでくるかわからずただ死を待つしかない状況。メンタル的にはかなりパニックの極地でしょう。
そんな敵を嘲笑うかのように一撃仕留めちゃうスナイパー。まるで機械のように感情を一切顔に出さず淡々と事を進めていきます。
けど、そんな彼らも人の子。実はかなり心の痛めている方が多いようで、PTSDなどを発症する人が多いようです。
肉弾戦ではないけれど、ドローン攻撃だって
人間同士がぶつかり合う肉弾戦も一緒。むしろこちらの方が心の病がひどいのではないでしょうか。
てなわけで、遠隔操作のドローンというものが登場し、兵士の心の負担も幾分和らぎました。
ところが、ドローンを操作するのは人。攻撃の一部始終を映像で確認し、攻撃が成功したか否かを画面越しに確認。
ある映画で、近隣住民と一緒に軍事施設を爆撃したシーンはちょっと胸が痛みましたが、ドローンを操縦した人も同様。心強く強く痛めているようです。
心を痛めないためにも、兵器も自動化?
このような兵士の心の負担を軽減すべくなのか、今注目されているのが自動兵器。人の操作は一切介在せず、人間が与えた指示を忠実に実行してくれます。
イスラエルの軍事会社が開発したこの自動兵器、LAWSは敵地上空を飛び回り、基地を見つけると、その場所をめがけて自爆攻撃を行うというもの。
他にもリビアの内戦で撤退する敵兵を攻撃する際に、LAWSが使われたり、韓国も国境沿いにLAWSを配備し、越境者を狙撃するために使っているとも噂されています。
最も恐れるのが制御不能
人間のメンタル的ダメージを軽減してくれるというメリットがある一方で、ロボットが人の命を奪うのはいかがなものかという声もあり、現状ではそれほど使用されていないようです。
他にもLAWSが制御不能となった場合に、とんでもない事態に発展することも危惧されています。
というのも、この自動化は、トレーディングの世界では既に導入されており、これがとんでもない事態を招いてしまったからです。
人間では到底及ばない高速取引を繰り返し、損失を抑えるために自動化システムが一斉に売りに走り、ダウ工業株30種平均が大幅に下落してしまいました。
今後の戦争の行方
ウクライナでは、ドローンによる無差別攻撃というニュースもあり、一部ではLAWSが使用されているようにも見えます。
これから心の病を抱える人が急増することが予想され、もしかしたらlawsの使用が増えるかもしれませんね。
人手不足という理由で、使われることも考えられますが・・・。