昔は買い取りだったみたい
日本の百貨店は60年代位は買い取りがメインでしたが、百貨店だけにそれなりに商品を揃えないとお客様が納得しない。けど、全て買い取って売れ残ったらとんでもない在庫を抱えて経営が成り立たない。さて、どうしたものかと行き詰まり・・・。
委託販売を発案したオンワード樫山の創業者
そんな悩みを解決してくれたのが、「消化仕入れ」。原型はオンワード樫山の創業者が発案した「委託販売」。
要するに百貨店側でリスクを追わず、メーカーが売れ残った分を引き取るというもの。しかも人的リソースも提供してくれて百貨店にとっては願ったり叶ったりなシステム。
で、百貨店のすべき事は?
消化仕入れを基本とした場合、J.フロントリテイリングの奥田努さんが色々と語っていました画、特に響いたのが編集能力。人気のブランドや将来有望なブランドを取りそろえること、ポケモンセンターや東急ハンズ、ユニクロなどの投入がまさしくそれです。
編集力って必須スキル
まとめサイトが流行るように、あるくくり、ある切り口、あるコンセプトで散逸した状態をまとめるって作業って、これから大事になってくるのと。編集作業の過程で思いもよらぬキーワードが、ポッと出たり・・・。色々な意味で勉強になりました。
日経ビジネス1724より