最近、耳にしないグリーのサウンドロゴ
コンプガチャ問題で、一気に勢いを失ったグリー。大規模なリストラを行い、あれほど隆盛を極めた企業も、一瞬にして転落するとは恐ろしい業界だなと。そういえば、「グリー」のサウンドロゴも最近パタリと耳にしなくなった。
その歴史は挑戦者
楽天、サイバーエージェント、DeNA、そしてグリーとひとくくりで見ていたが、グリーは最後発の企業。他の企業が1990年に誕生した中、グリーは2004年。そこからわずか数年で、先行者のDeNAと肩を並べるほどに成長してしまうのだから、相当なモーレツっぷりだったんだろうなと容易に想像がつく
200人所帯が2000人に急拡大
おのずと社員も急激に増え、一気に2000人。組織的な弊害も噴出したようで、それが業績悪化にさらに拍車をかける悪循環に陥っていった感じ。
2014年は反転攻勢のグリー。
組織の仕組みや事業ポートフォリオの再構築などが進み、今夏には新サービスを投入と復活を予感させる。その過程で社長いわく「先人に耳を傾けるようになった」と。この言葉にはいたく共感。IT業界と言うと、どうも過去を否定しがちに思えるけど、過去から学べることは非常に多いはず。
沈みゆく企業は多いけれど、グリーには往時の輝きを再び取り戻してもらいたい。同じ学校の出身だけに・・・
日経ビジネスNO.1731より
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