切り込み隊長、「和牛」で、反転攻勢?

肉農業

育ったところで、こうも違うの?

数年前に吉野家が米国産牛肉の使用にこだわって一時牛丼の販売を休止。休止前の最終日には多くの人が、吉野家に押し寄せ、涙モノの話として語られていました。バカ舌の僕にしてみれば、オーストラリア産でもいいじゃんと思いましたが、そうも行かないみたい。

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日本産牛肉、海外で好評価

産地によって味が違うことを知りましたが、我が国の牛肉もそう。米国産、オーストラリア産とは味が異なるようで、海外の富裕層には、和牛は高く評価されているようです。なので、これを好機と捉え、TPPでの劣勢を跳ね返すごとく、EU向けの輸出が6月から始まるそうです。

和牛の海外進出先

現在は香港、シンガポールなどのアジアと米国向けが大半。これにEUが加わることで、2012年50億円の輸出額だったのを2020年には250億円に拡大しようと息巻いてるようです。

日本農業、世界へ

つい最近、「和食」がユネスコの無形文化遺産になったり、日本にとっては追い風。さらに国内でも全農改革、農業の大規模化などの改革が進められています。その中で牛肉輸出が成功すれば、日本の農産物の海外進出も勢いがつくかと。

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PPで劣勢の日本ですが、もしかしたら、日本にとっては輸出拡大の好機に繋がるかもです。

いつか日本産牛肉しか使わない牛丼屋が海外進出を果たし、突発事故で輸入差し止め。泣く泣く販売休止。多くのファンが別れを惜しみお店に殺到。そこまで愛される「和牛」に育つことを期待しつつ、終わりとします。

日経ビジネスNO.1742より

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