IRAってテロ組織?
アイルランドと言えば、金融危機の際に痛い目にあった国。そのお国の上に北アイルランドがあり、この南北の統一を目指したのがIRAです。(多分・・・)。で、独立に向けて、テロ行為的なことをして色々と世間を騒がす事件をやらかしていました。
幸せそうな一家なのに
主人公は家族ぐるみでIRAとして活動するシングルマザー。両親が元々テロ活動を行っており、その流れで自分もといった感じ。当然、兄弟すべて活動家。つまりテロ一家というワケです。外から見ると普通に怖い。
テロ組織という陰鬱さは一切なし
年配の母に成人した子供たち。話している内容と言えば、テロの話しなのに、湿った感、緊張感らしさは全くなし。本当にテロ活動家と思う位。
映像の仕上がりがオシャレ。
全体的に色は落とし目で、なんか昔の映画っぽい無機質な感じ。だからでしょうか、緊迫感や恐怖感は一切、この映画から伝わってこず、主人公、コレットの幸薄い感が際立っています。
まとめ
息子と離れて暮らすなんて考えられないし、しかも犯罪者の息子と世間に指を指されるのも不憫でならない。そう思えばこそスパイ行為を飲んだのは母として当然の行為。けど、もう1枚びっくりしたが、もう1枚スパイがいるということ。