街ナカでよく目にする免税
訪日外国人増に沸いた2015年。ある意味、一時的な特需から定期的な需要と定着化しつつあります。
で、観光客増に呼応するかのように先によく目にする免税の文字。そもそも免税店って空港内でしか営業できないと思っていましたが、街ナカでも、あるルールに乗っ取れば可能です。
免税店の仕組み
外国からの輸入品は入国手続きを踏まなくてはいけません。で、この入国手続き前の状態が無菌状態。つまり税が一切かからない状態です。この無菌状態で売ることで免税が受けられる。
空港の免税店に置かれている商品は入国手続き前、無国籍商品となります。
法律の上では、これを保税蔵置場と言われ、この許可を受けて入れば免税店を出店できるという訳です。
三越銀座の場合を例に
銀座にある三越も、この保税蔵置場の許可が下りたことで、8階に免税店をオープンしました。
免税を受けるには出国の前日までにお買い物。んで、空港にて出国エリアにある引取カウンターまで出向き商品をピックアップするという流れ。
つまり、銀座でお買い物はしたものの、商品は空港で預かるということになります。
このサービス、訪日外国人はもちろん、日本人もOK。
免税の範囲異なる
その免税はと言えば、初めて知りましたが、消費税、関税、酒税、たばこ税と様々な種類の税があり、日本人と訪日外国人では、その適用範囲が異なるとのこと。
日本人の場合は、先に挙げた税、全てが免税になるのに対し、訪日外国人は消費税のみ。
日本人に生まれた良かった!!
まとめ
このように使い方しだいでは、消費税抜きで商品購入できちゃう。海外旅行出発の前日に街ナカの免税店でお買い物をして、空港にて購入した商品をピックアップすればいい訳ですから。
ただ面倒なのは、その荷物を旅行のはじめから最後までずっと持ち歩くこと。
基本、旅行の際は、荷物をあまり持たない僕にとっては面倒この上ない話かと。
タバコ1カートン位ではイイんですけどね。ただ国によってはタバコの持ち込みもあるんじゃないかな。そうすると没収されたりなんかして、損することもあるんでしょうね。