クルマの世界でよく耳にするリセールバリュー
リセールバリューという言葉を知ったのは社会人になってから。例えばクルマで言えば、新車で購入する際に、中古車で売りに出される金額が高いか否かを指します。
なので昔聞いた話によれば、ボディ色が白は中古市場でも人気なので、セールスは決まって白をオススメしていたとか。
その言葉にのかった人が多かったのか、やたらと街中で白のクルマを見たのはそのせいかも。
これって新車でウキウキの状態なのに、もうお別れの時のお話をしているようで、僕としてはちょっと興ざめしてしまいますね。
が、新車を継続して乗り回す人にとっては、重要な要素みたいで、次の新車を買う際には多少なりとも出費は抑えられますから。
洋服の世界でもリセールバリュー
リセールバリューはクルマに限った話ではありません。
個人の売買を仲介するアプリメルカリでは、お洋服を購入する際に、メルカリで価格をチェックして市場価格によって購入を決めるそうです。
最近の若い子たちはしっかりしています。
お洋服みたいにサイクルが短い商品であれば、アリですね。
着るのが飽きたとういうことであれば、すぐに売りに出してしまえばいいんですから。
なかなか根付かない住宅市場のリセールバリュー
クルマ、洋服とリセールバリューが定着した中で、なかなか定着しないのが住宅市場。
三井のりハウスなどよく耳にしますが、市場規模としては新築に押されっぱなし。
海外では住まいを乗り換える文化が定着している所では、売りに出すことを想定して、家の外観から内装まできっちりメンテナンスしているそうです。
この文化が日本でも定着すれば今以上にリフォーム市場も盛り上がると思いますし、空き家問題も解決していいことづくしかと思うのですが・・・
ソフトウェアのリセールバリュー
クルマ、洋服、住宅とリセールバリューの現状を見てきましたが、僕が個人的に普及してほしいのがソフトウェアのリセールバリュー。
今はクラウドで提供しているメーカーは多いですが、ちょいと昔のパッケージ型などは十分今でも通用します。
なのにデスクの上でほこりをかぶったパッケージを見ると、こいつ売れないかなと思うわけです。
こいつを売ればアップデート版が購入できるのにと・・・
普及しないのは権利関係グレーなところがあるからでしょうか・・・。海賊版も減るし、いいと思うんですけど。
リユースはいいことだ
とにかくにも再利用はいいこと。新しい主人の元で、バリバリと働くわけですし、新品当時の愛情をご主人様から注がれるわけですから。
もっと色々な商品でリユースが進んで欲しいものです。