惜しまれつつフィナーレ
先日、こち亀が35年の歴史に幕を閉じ、大きく新聞、テレビなどで報じられていました。巻数にすると200巻ですからね、これを機にもう一度、両さんを読みたくなる方も多いはず。
そんな声を予想していたのか、集英社さんがやってくれました。両さんが無料で読めちゃうアプリを発表、その名もこち亀。
こち亀 無料連載公式アプリ
カテゴリ: ブック
マネタイズはどうなっているの?
両さんに限らず、既に無料読みアプリを数多く発表しています。
中でも、NARUTOは、4年前位でしょうか。1日1話をアップロードでつい先日、72巻全てが完了しました。
NARUTO-ナルト- 無料マンガ連載&無料アニメ放送公式アプリ
カテゴリ: ブック, エンターテインメント
で、こんな太っ腹の企画をして集英社としてメリットがあるのかといつも疑問に思います。
単行本の売上やら電子書籍の売上などに影響が出て来るのでは?他にもアプリの運営だって、OSのバージョンアップに合わせたアプリの更新費もバカになりません。
NARUTOの場合、マネタイズとしては、有料でも読める作品読みやネット広告がそれに当たるでしょう。が、これだけで収支トントンとなっているのか疑問ですね。
無料読みをきっかけに単行本や電子書籍に手を伸ばしてくれればいい位にしか思っていなければ、それはそれで成功でしょうね。僕も何度、KindleでNARUTOをポチッとしようと思ったことか。
続きを読みたいという読者の深層心理をうまく掴んだ商売だと思いますね。
こち亀のマネタイズは手が込みすぎ
NARUTOアプリと比較して見ると、随所にこち亀アプリのマネタイズの巧妙さが伺えます。
一つには継続してアプリを起動させてポイントを付与。
NARUTOと違い、こち亀は、無料読みの際にポイントが必要です。
毎日無料で50ポイントつきますが、継続してアクセスするとボーナスポイントがつき、継続した場合は何と120pt、2話分、無料読みができちゃう訳です。
続いては他のアプリに登録してポイントをゲット。他アプリを登録するとポイントがもらえるというもの。
他アプリの会員登録をアシストしている訳です。アプリ運営会社としては、広告を出すよりも直接的に会員をゲットする確度が高まるのでこのサービスは嬉しいい限りでしょう。
ちなみにニコ動に登録すると490pt。ただ登録には500円。無料読みに換算すると9話分ですから、そう考える僕的にはもうちょっと待ってポイントを貯るのを待つですかね。
マネタイズ最後の仕組みが動画を閲覧してポイントゲット
このように広告だけではなく、様々なマネタイズの仕組みがついているのがこち亀アプリの特徴です。
毎日起動でコツコツと
色々とマネタイズの仕組みがありますが、僕は地道に毎日ログインして120Pt のボーナスポイントをゲットして、このアプリを付き合っていきたいと思います。
200巻全てを読破するのはいつになることやら・・・・