世界を見渡せば、強敵揃い
日本では他の追随を許さないLINE。中東、東南アジアでも人気が高く、日本が世界に誇るチャット系アプリですが、世界を見渡せば、チャット系アプリがゴロゴロ。
アプリ | 登録者数 | 月間利用者数 | 6億人 | 2.7億人 |
---|---|---|
非公開 | 4.5億人 | LINE | 3.6億人 | 非公開 |
Viber | 3億人 | 1億人 |
Kakao Talk | 非公開 | 1億人 |
LINE vs Viber
スマホ黎明期とでも言うのでしょうか、僕の周りでは、この2つを利用している人が多かったですね。当時はほぼ互角で、音質にすぐれるViberは、海外先でも音声がクリアで、結構使ってましたね。
一方のLINEは、音声通話は厳しいものの、インターフェイスが日本語でわかりやすい。それと愛らしいスタンプの数々。その後、TVCMなどの影響もあってか、周りのほとんどはLINEメインで、Viberとの差をグイグイ開いていったのです。
WeChatって何モノ?
中国で圧倒的なシェアを持つアプリ。機能は音声チャットやskypeのようなお互いの顔を見ながら会話ができる機能がLINEとの大きな違いでしたが、LINEもビデオ通話機能を追加するなど、機能的な違いはなくなっている印象。
今話題のWhatsAPP
Facebookに買収されたことで話題となりましたね。しかも、このアプリ、2年目から有料というのに、グイグイ登録者を増やしているのだから、すごい。広告を一切、排除してかシンプルに、そして軽くがモットーな感じ。スマホ利用では軽さは重要ですよね。
FaceBOOKのあのモッサリ感も、ホント、もう少し何とかならんかいなと思うわけです。
なかなかスイッチしにくいチャットアプリ
相手あってのアプリなもんで、自分だけアプリを変えても使えない。となると、日本人とのやりとりはLINE、米国人とはWhatsApp、中国人とはWeChatと使い分けるしかないかも。
3アプリを併用する中で、自分の中で淘汰が始まり、一番使いやすいアプリが絞られ、それを友人、知人に紹介し、そして普及していく。そんな流れ。ViberじゃなくLINEを広めたのも、そんな感じだった。
日経ビジネスNO.1731より