映画批評

ハリウッド

楽しいバカンスが一転「ザ・コントロール」

海外のセレブはケタ違い シビアな客先との商談。客からは執拗な値下げを迫られるものの全く動じない態度を見せるやり手社長。向こうは3人がかりで何とか交渉を優位に進めたいものの、3人束になっても全く歯が立たないといった印象。しまいには、今日の夜か...
日本映画

モノから過去の記憶が読めちゃう「スキャナ」

特殊能力、記憶を呼び覚ます 少年野球時代のユニフォームを見ると、当時の辛かった思い出や楽しかった思い出が呼び覚まされます。ユニフォームを見ただけでその当時の様子を克明に思い出すというのは人間ならではの能力なのでしょう。この記憶をさらにとがら...
日本映画

設定が斬新「THE TOP SECRET」

死者の視覚情報をエクスポート 死者の脳みそに特殊な器具を装着して、生前の視覚情報を映像として鮮明に外部に映し出す。しかも資格情報を外部に映し出す対象は、これ全て犯罪者。なので、人を殺める瞬間が克明に描かれています。映画とはわかっていても思わ...
ハリウッド

2度見してもわかりにくい「バットマンVSスーパーマン」

タイトルだけで期待値高まる 最近、日本でも特撮のヒーロー同士が良いもの、ワルモノになって戦うという作品がありました。自分の時代では絶大な正義なヒーローがギャバンがワルモノ扱い(だと思いますが)にされ、戦隊ヒーローと相まみえるというもの。21...
日本映画

かなり先を言っている「花芯」

時は終戦真っ只中 話は戦時中からだと思います。互いの両親が揃って婚約の前祝いらしきの食事の席でのこと。あろうことか、フィアンセが旦那をディスるセリフを吐く所から始まります。娘の両親は突然の娘の暴言にビックリ。急ぎ相手方に謝罪し、娘を強く叱り...
日本映画

そう来たか~「4月は君の嘘」

天才ピアニストの転落人生 全くの下調べなく本作品を観ました。観終わってからGoogleで調べたら原作は漫画とのこと。検索して一緒に上がっていた記事には映画版不評という残念な記事も。原作のファンから「ガッカリだ」とか、「残念だ」といった声が多...
日本映画

現実的にあるかも・・・。だから面白い「シン・ゴジラ」

ゴジラの襲来は天災 震災、台風による被害等、今までの常識が通用しない天災が近年増えています。ひと昔前では考えられないことが頻繁に起き、「それはありえないでしょう」ということも、もしかしたら現実の事として起きてしまうのではと。そんな漠然とした...
アジア映画

久々の当たり映画。「造られた殺人」

韓国映画はハズレがないだったけど・・・ 僕の中での韓国映画とは、ハズレが少なく予想もしないエンディングを迎えるというもの。話が進む中で、オチはこうなるのでは?と予想はつけますが、ことごとくいい意味で裏切ってくれる。ので、見る前の期待値は邦画...
アジア映画

裁判ネタは難しい「国選弁護人 ユン・ジンウォン」

事件は強制撤去の現場で 中国では再開発で強制的に居住区を移されたというニュースを見たことがあります。が、政府に言われようと頑として住居から出ていかない。政府も強く出ることができず、その家の迂回する形で道路を建設。まるで高速道路の中央に一般住...
日本映画

まさかのSFファンタジー映画「団地」

団地という響きに・・・ 団地と聞くと、AV的な響きを感じてしまいますが、本作品は全くそっち系の作品ではなく、団地のあるあるが詰まったコメディ映画。交通事故で一人息子を失い、漢方のお店をたたんでしまった夫婦が主役。旦那は息子を亡くして以来、ひ...