投資に無知な僕でも
株式や投資信託、国債などなど様々な投資について興味はあるけれど、難しくて何度も挫折を経験してきました。
そんな時に出会ったのが、物言う株主で一躍時の人となった村上世彰さんの著書、生涯投資家。レビューが300前後つきしかも評価は星4つ。しかもAmazonの読み放題だったこともあり、迷わずポチ
まだ読み進めて間もないですが、村上さんの語る投資の話は非常にわかりやすい。てなわけで、備忘録も兼ねて、その一部を紹介したいと思います。
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上場ってそうゆうこと。
上場会社と聞くと、まず思い浮かぶのは大企業というイメージ。事業を継続していくための運転資金であたり、事業拡大という理由で、銀行からお金を借りたり、株を上場して、投資家からお金を集めたりとするわけですが、そもそも、この上場、潤沢にお金が手元にあるならば、上場する意味はないとのこと。
なのに、上場企業の中には無借金で銀行からの借り入れて十分事業を運営している。ならば上場しなくても良いのではと。
確かに、これをクラウドファンディングに重ねて考えると、あれもたくさんの人からお金を募るのは手元にお金がないだからであって、十分な資金があれば公募しないわけですよね。
お金を集めといて、何もしないとなればこれは詐欺と言ってもおかしなくない。
ROEってそうゆうこと
ROEも投資の話ではよく聞くワード。とかくよく聞かれるのは日本企業のそれは欧米企業よりも低いというもの。欧米では2桁なのに、日本は1桁だと。
ROEが低いということは、株主から見れば投資したのに十分な成果を上げていないじゃないかということになります。
ので、ROEを上げるために、当期利益を上げなくてはならない。赤字になろうものなら株主からやんやと叩かれるんでしょうね。それと、これが面白いと思ったのが、純資産を減らすというもの。ROEの計算式は当期利益/純資産ですから、分母を小さくすることで、ROEは上がります。
んで、減らす手段として自己株式の取得や配当があるのです。
そう考えると今期の成績は悪かったけど、これらを実施している企業は株主に真摯に向き合っているということでしょう。
色々と勉強になりましたよ。ほんとに。