色々あったよ平成は
来年には新年号になるということで、どんな名前になるか話題になっています。
何でも元号に使われる漢字が決まっているようで、その組み合わせによって決まるとか。となるとある程度の予想も立てられるかなと。
と同時に、平成という時代はこんな時代でしたよ的な事が経済、政治、社会、芸能などの切り口で特集が組まれることでしょう。
昭和に比べると30年という月日早く半分と短いながらも、経済という面では色々なことがおきmさいた。
バブル絶頂の時に平成が幕開けし、その後の経済は急減速。バブルのツケで不良債権を抱えた銀行が倒産し、ある程度の目処がついたと思ったら同時多発テロやリーマンショック、そして震災によりまたまた経済が低迷。やっとここ最近、経済も上向いてきてはいるものの、それが砂上の楼閣と言いますか、大きな借金の上に成り立っているということを考えるとゾッとします。
国債という名の借金
国の借金とも言われる国債。GDPに占める借金比率が200%超。100%で財政不安と見なされるのに、その2倍というのですから不安を通り越して、危機的状況にあると専門家の方々は警鐘を鳴らしています。
それ戦時前と変わりませんが・・・
驚くことに、この200%というのは戦時前と酷似しているというのだから、のっぴきなりません。
当時、国債は安全資産だから大丈夫と国民に購入を進めていました。
「国債は節税に有利で利回りもいい。出征した子供のため、花嫁の持参金にもいい」といった具合に。
で、国民から集めたお金は、軍事費に充てがわれた訳ですが、戦争終結後、このお金を返すことができず、国債は大暴落。100円で購入したのに、多少の元本割れは覚悟していたものの、全額帰ってこないということもあったのでしょう。
という訳である意味、国民から集めたお金を踏み倒したと言ってもいいでしょう。
今の時代では、国債のほとんどは銀行が買ってくれているので、そう簡単には手放さいだろうと言われ、どこか安心しているところがありますが、絶対とも言い切れず一斉に売りに出すよなことがあれば・・・。カンガルだけdもゾッとします。
覚悟を決めないと・・・
国債に頼らずに財政の健全化は昭和の時代から進められていきました。その一つが消費税です。
やっとの思いで3%の導入はでき、橋本政権時代に5%の消費税を導入。国債に頼らない財政再建が進められていましたが、この消費増税により景気が減退し、政権失脚の憂き目に会い、その後はどこか尻すぼみ状態。
再び国債に頼わらざるを得ない状態が続いています。
政権失脚を覚悟してでも、日本の将来のために男気ある政権を期待したいです。
消費増税は正直財布には厳しいですが、日本の将来のことを思うとやむなしです。