原油安と言っても、そういい話だけではないみたい

船舶業界、原油安で勢いづく

燃料コストがばかにならない船舶。大型コンテナでは、1日100トンの燃料が必要で、1トンあたり630ドル。それが、この円安で半分になっちゃったという訳で、日本郵船、商船三井共に収益が大幅に改善された模様。

船

エネルギー関連も原油安の恩恵を受ける

原油を燃料に使っている電力も一緒。北海道、北陸、四国、沖縄では原油安から2月の家庭向け電気料金を下げる。このように言いことづくしかと思いきや、実際はそうでない事も・・・。

送電網,夕焼け

コストダウンは微々たるもの。

長い間、円高に苦しめられた日本経済。多くの企業が海外に生産拠点を移転したことで、円安効果は昔に比べてさほどない。例えばクルマで言えば、昔は1.3%コストダウン効果があったものの、2015年現在では、0.5%。繊維も8.4%から7.6%とコストダウン効果が薄れているのが実情。

産油国の景気減退の影響も怖い。

石油消費国は、原油安により景気が少なからず改善されるものの、一方の産油国は景気は減退。どちらかが立つと一方は立たないという訳で、特にロシアは大変。ロシアに輸出、あるいはロシアに進出した企業に取って、原油安は痛い話。

ロシア

めぐりめぐって、日本経済にも悪影響を及ぼすとも限らない。昔に比べると原油安って、さほど景気に与える影響は限定的なんですね・・・。

日経ビジネス NO.1775

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