消費税延期は嬉しいけれど
イギリスのEU離脱で、この先円高基調が続くと予想される日本。
明らかにそれ以前に比べると景気が厳しくなるのは素人との僕でも予想はつきます。
そう考えると、今回の消費税延期は今の日本の置かれている状況を考えると正解だったと感じます。
が、その一方で、社会補償の財源が減り、様々な政策が延期になるという深刻な問題も実は発生しているのに驚かされました。
年金関係が大打撃
社会保障政策の充実に以下の政策が掲げられていました
その中でも、年金に関連する政策に関しては先送りの方向ということで、シニア層にとってはかなり厳しいし、現役世代にとっても将来に不安残す結果となっています。
ある無年金者のお話が他人事ではない
年金受給に必要な期間を25年から10年にが延期になったことで、無年金で苦しむある年配の方は、今の苦しい暮らしを先の伸ばしせざるを得ない状況に陥りました。
70を超えて、パートで10万円を何とか生活をしのいでいるそうで、法改正により年金が受給されることを知り、少なからず今よりも生活が楽になると喜んでいたのに、もうしばらく今の厳しい暮らしを続けて行かなけれならず・・・
自分に置き換えて考え見る
25年という歳月を考えると、23歳で新卒入社したら、少なくとも48歳まで最低限働かないとダメ。
転職が多いとなると、国民年金に切り替えて支払っているならまだしも、年金を納めていない期間などがあれば、もう少し長く勤めないと年金はもらえません。
ただ、終身雇用が崩壊した今の日本で、そう長く勤められる保証もないですし・・・。
自分も老後は無年金者にならないように注意しないとと思った次第です。
年金もこの先減っていく見通し
国民年金は平均で54,000円ですが、2-3万円も珍しくないとか。また厚生年金も、厚労省の発表資料によれば、現在の15.4万円から将来的には12.5万円に減るとの予測もデています。
何とか年金受給の資格を得ても、もらえる額が減るとなっては切なすぎるかも。
今から準備しよう
てな訳で、今の暮らしを月10万円で賄えるよう、訓練しとくことも必要かなと。
光熱費、家賃といった固定費はいたしかたないとして、食費、遊興費をどこまで削り落とせるか。
そもそも節約をつらいとは感じない僕なので、楽しみながら生活を改善していこうと思います。
ただ年金受給まで30年近くあり、そこまで会社員でいられるか、そちらが心配ではありますが・・・