ラジオっ子としては朗報
まだネットがなかった時代、娯楽のど真ん中はテレビでした。ラジオもそこそこ利用者はいたものの、どちらかと言えば一部の限られた熱狂的な層に支持されるメディアでした。
その後、ネットという新たな娯楽が台頭し、テレビはそれまでの影響力を失い、ラジオにいたっては聴取率も右肩下がりで衰退の一途を辿っていました。
ラジオっ子の自分としては、悲しいことでしたがこれも時代の流れかと諦めてはいました。
ところが、ネットで聴けるradikoの登場で、その状況は一変。再びラジオの良さが見直され、ジワジワと聴取者も戻り、テレビやネットとは違う独自の価値を提供している感じがします。
スマホも音声を楽しむ時代へ
スマホのエンタメ系といえば、動画かゲームが主流ですが、この2強に割って入る予感がするのが音を楽しむアプリ
音とは言っても、音楽ではなく人の声、音声を中心にしたもの。radikoもその一つと言えますが、そのほかにも様々なサービスが誕生しています。
オーディオブックという新ジャンル
このサービスは書籍を音声で楽しめるサービス。自分で読むのではなくネットの向こう側にいるナレーターの方が読んでくれるものです。
昔、J-WAVEで音声による小説を放送していましたが、まさしくそのサービス。
情景描写に合わせて風の音が聞こえたり、電車の音が聞こえたり、自分で読むよりも想像力が膨らみ、なぜか聞き入ってしまいました。
書籍は本来自分で読むものと決めつけていましたが、ナレーター朗読による書籍は、また違った世界観を見ているようで、十分楽しめます。
アマゾン本腰
このオーディオブック、調べてみると、アマゾン、アップル、グーグルと大手どころは既に参入済み。さすが流行の先っぽを走っているだけに機を見るに敏です。
中でもアマゾンの提供するAudibleは、それまで定額制の月額1500円で提供していたサービスを2018年9月より個別販売に切り替え。実質値上げではありますが、それでもお客をついてくると踏んだのでしょう。それだけ需要が旺盛ということを裏付けています。
声のブログVoicy
こちらはありそうでなかった声によるブログサービス。
とは言っても、一般人がそう簡単に参加できるわけではなく、voicy側が用意した著名人によるブログを聴くというものです。
ラインナップに有名ブロガーのイケダハヤトさんやはあちゅうさんなどもおり、ここから一気に人気が爆発したとか。今では聴取者は100万人とラジオにも負けないほどに成長しています。
まとめ
といった具合に今後の音声コンテンツは目が離せませんね。
個人的にはラジオのアーカイブをやっってくれたらすんごい盛り上がると思うんですけどね。
テレビは再放送をするのに、ラジオはないんですよね。