注目される、ウーバーイーツ
芸能人がウーバーイーツの利用をテレビで話す機会が増え、俄然注目の集まるウーバーイーツ。
対象エリアも拡大し、ウチの村にもウーバーイーツが来たとかで、まるでおらが村にセブンイレブンがやってきたばりの騒ぎっぷり。
それほど期待が高まっている証拠だし、会社の近くでもウーバーイーツのロゴ入りリュックを担いだ配達員を見かけるにつけ、普及に向けて広がり見せていることが伺えます。
配達スタッフの労災契約関連で揉めてちょっとイメージを悪くしてしまった所もありますが、対策も打っているようだし、成長への障害という不安は杞憂に終わることでしょう。
出前の歴史を紐解く
ウーバーイーツ以前の出前と言えば、お蕎麦屋参加ピザ屋さん位しかイメージできませんでした。
そもそも出前の歴史を紐解くと、その歴史は江戸時代に中期にまで遡るというのですから、かなり歴史ある仕事なんです。
一時はファミレスの台頭によって街のお蕎麦屋さんの衰退に併せて出前文化も廃れましたが、対象店舗を広げたり、黒船、ウーバーイーツが来航したことで、今になってそのサービスの素晴らしさが見直されているといった感じがします。
始まる、出前館の攻勢
出前市場において、ウーバーイーツの一強かと思いきや、純国産企業の出前館はウーバーイーツと肩を並べる、いやその規模さえをも凌ぐとも言われています。
加盟店数は2019年9月時点で2万店を突破し、ウーバーイーツを上回っているとか。
さらに攻勢を深めるべく、2020年に向けて設備投資を行い、さらに引き離しを計画しています。
新聞配達員を使うって
その設備投資とは配達スタッフの増員。
これまでは飲食店のスタッフが出前をしていましが、新聞配達にも出前を委託し、人数確保を推進。
街の知り尽くした新聞配達員だけに即戦力間違いなし。目のつけどころがするどいと言ってもいいでしょう。
新聞配達側も一日の繁閑を平準化する意味でもメリット大ありだと思いますね。
その差は安心感
出前館では、さらに配達拠点を増やすなどの設備投資を推進。
ウーバーイーツが、個人事業主を使って配達するのに対し、出前館はあくまでも自社で管理するスタッフに配達をお願いしている点。
ここに大きな差があります。個人的にはウーバーイーツの配達員はちょっと不安を感じてしまいます。個人事業主ということでプライバシーダダ漏れされないかなとか。
この先、この手のトラブルが起きないことを祈るばかりです。
とにもかくにも出前文化が再び脚光を浴びるのは良いこと。
両者ともに頑張って欲しいっす。