トヨタ、FCVの特許無償提供の理由

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これまでに1兆円近い開発費

FCV特許の無償提供で大きな話題を呼んだトヨタ。社内的には反対の声も多かったとのこと。というのも1992年にFCVの開発をはじめ、実に20年以上のノウハウの蓄積が短期間で手に入るし、加えて1兆円近くかけた開発費も、利用する企業は負担する必要もない。

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なのに、社内の反対の意見を押し切ってまで無償提供を決めたのか・・・。

EVの二の舞はごめん。

EVの急速充電器の規格争いに端を発するとでもいいうのでしょうか。当時は技術、実績共に日本が優勢で国際規格に決まるだろうと大方思われていた。が、欧米の巻き返しをくらい、加えて中国の参戦もくらい、結果的に4つの規格が乱立することに発展。

BMW

となると、一番困るのはユーザー。BMWのEVと日産リーフでは、充電器が違うよんということになる。結果、普及の足かせになってしまう。

このような事態を避けるべく、トヨタはFCVの無償提供に踏み切ったようです。

歴史を振り返ってもそう。

ウィンドウズとMacもしかり。最近で言えばAndroidとiOSでしょうかね。無償提供した方が、そのカテゴリーのデファクトスタンダードになる。

門外不出にこだわり、孤立無援となるより、オープンにして賛同者を募り、デファクトスタンダードを狙う方がいい。

Win
日経ビジネス NO.1776

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