maasの急所をついているアプリ乱発

MaaS新商品・サービス

今話題のMaaS

飛行機、電車、バス、タクシーなどの公共交通機関から果てはレンタルチャリも含めて効率的な移動をサポートしてくれる夢のような仕組み、MaaS

しかも決済も一本化され、手許のアプリでサクッと

北欧では既に実用化されており、日本でも各地で実証実験が行われ、2020年には本格的普及が待ち望まれています。

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JR東日本のアプリやめますの衝撃

実用化に向けて、実証事件が様々な企業で行われています。どの企業も専用のアプリを使い、このMaaSサービスの実証実験を行っているのですが、最大手のJR東日本がアプリ提供をやめてブラウザでのサービス提供に切り替えますということで大きな波紋を呼んでいます。

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アプリだらけの阿鼻叫喚

その理由を中の人曰く、「旅行先々でその土地のアプリをインストールしなければならないという手間。旅行後は使わないので、不要なアプリがたまる一方。

しかも運用側のコスト的問題も。ブラウザ式にすればアプリに比べるとグンと開発費の削減が見込める。加えてアプリ更新を都度、都度行う必要もない。

というわけで、運営側、利用者にとって、この選択は最適では?と言われています。

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他社の追随なるか

最大手JR東日本のブラウザ方式の発表を受けて、他のMaaS提供企業もこの先、アプリからブラウザ方式に切り替わるかもしれません。

が、個人的にはまとめ役がいて、その下に各地方のサービス提供者、航空会社、タクシー会社、バス事業者に自治体などがぶら下がればアプリ化もできるのでは?と思いますね。

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まとめ役の登場が待たれる

例えば、dマガジンを例にとれば、器はドコモが提供し、中身のサービス、この場合は電子雑誌になるわけですが、それそれが提供しています。

閲覧数に合わせて、元締めのドコモが分配するというわけです。

ので、MaaSも同様に器を提供する会社を参加企業出資のもと、一つつくり、そこに各公共交通機関の事業者がぶら下がれば、無理な話ではありません。

むしろ怖いのはMaaS普及の頓挫

支払先がバラバラで使い勝手が劣るブラウザ式で果たしてユーザーが付いてきてくれるかが心配でなりません。

使い勝手の悪さを理由に、MaaSサービス自体が利用されなくなるとなったら意味がないかなと。

トヨタとソフトバンクが中心に勧めるMONET今素子アームが元締めの最有力候補だとは思うのですが・・・

それがぞれが実証実験を進め覇権争いに躍起になるのも無理はありませんが、ここは手に手を取り合って協力体制を敷いてもらいたいものです。

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