ネットで注文できれば・・・
週一で通うスーパー。1週間分の食料の買い出しに出かけるわけですが、これが意外に面倒。
ネットがここまで普及しているのに食料品、日用品はまだまだリアルが強いと実感させられます。
一部ではネットで注文を取り扱うお店も出てきていますが採算はよろしくなく、それが他店の参入障壁になっています。
が、今回紹介する米国のサービスは、そんな二の足踏んでいるお店にぜひとも参考にしていただきたい事例です。
ネット周りはすべて外注
ネットスーパーサービス全般を取り扱う企業が、米国では数多く見られます。お客からの注文を受付け、店舗に言ってモノをピッキングして、袋に入れて、お客の店まで配達。この一連のサービスをワンストップで提供するというもの。
ネットスーパー事業をまるごと外注できるので、採算が悪ければすぐに撤退も可能です。
サービスを請け負う企業も、複数社と契約することで採算が取れるという仕組みです。
購買履歴なども分析
ネットに紐付いてるサービスですから、顧客情報を武器により精度の高いサービスを提供することも可能。
最大手のポストメイツでは、顧客の購入データを元に配達の効率化に努めているとか。
例えばAさん宅とBさん宅は、ほぼほぼ同じ時間帯に注文が入る。であれば、一人のドライバーで複数のお客に回ってもらって効率性を高めることができます。
ドライバーはバイト
このネットスーパーサービスの肝はドライバーの確保にあるようで、いかにドライバーを確保できるかが商売の成功を左右しています。
ポストメイツのドライバーは、高齢者や学生、仕事が終わったビジネスマンが多いそうで、専任ドライバーがいないこともあり、やりくり大変さが伺えます。
よって、配達効率化が重視されるのだと思います。
分業すれば新ビジネスは生まれる?
このサービス、そもそもは小売店が全てまかなうのは厳しいと判断して、立ち上がったサービスだと思います。
そこに需要があると見抜いた目は素晴らしいと思います。
これって企業の人事、総務機能をアウトソーシングするにも似ていて、今までは自社でやらなければいけないと当たり前に思っていたことを、「いや待てよ、外注してもイケるんじゃない?」という発送にも似ています。
新規事業、新規事業と世の中にないものを求めるよりも、意外と身近なサービスに目を転じ、ある部分だけを専門で請け負うといのもありなのかなと
と考えると、飲食のデリバリー専門会社も十分も考えられるかなと。
ただ、普段着の自宅まで来られるのはちょっと怖いかも。お店のユニフォーム位は来てほしいですね。信用を得るためにも・・・