そろそろ本格普及期か。RFID

バーコードよりも鬼速、RFID

1990年代の実用化以降、周囲の期待をよそに中々、普及が進まないRFID。

進まない理由は後で触れるとして、どんだけ使えるかっていうと、例えばレジ打ち作業が数秒で終わる棚卸し・在庫チェックが1日がかりのものが半日、いや場合によっては数時間で終わらせることができる

てなわけで、現在、商品管理で使われるバーコードよりも圧倒的に使い勝手がいい。

人手不足で悩む日本の労働環境において救世主とも言える技術なんです。

QR決済

アパレルで導入進む

既にアパレル業界等では、RFIDの導入はかなり進んでおり、あのユニクロ、GUも2018年の春夏商品から全ブランドにRFIDを導入。

世界的に有名なファストファッションのZARAも同様、出荷時にRFタグをつけて店頭の省力化を図っています。

店舗間で在庫を融通したり、レジに長蛇の列ができたり、棚卸し業務が頻繁に発生するといったアパレル業界にとってRFIDの導入は必然だったのでしょう。

コンビニ業界でも早くから、RFIDの利便性に目をつけ、導入に積極的な姿勢を示しています。

アパレル

見えてきたRFIDの課題

2016年から試験的にRFIDの導入を進めるローソン。この取組に呼応して経産省、ファミリーマート、ミニストップも参加し、店舗導入に向けた課題抽出などを行っています。

まず最初に見えてきたのは、RFIDタグを店舗スタッフに貼らせる作業はとつもない負担。かえってコスト高を招くというもの。

確かに数万点以上の商品を取り扱うコンビニとなると、目がくらむほどの作業です。

この苦い経験を経て、タグの貼り付け物流倉庫内での作業に切り替えることで、この課題をクリア。

まぁ、物流倉庫スタッフの負担が大きくなることは明らかですが、サプライチェーン全体を見るとこれが現状では最適なのでしょう。

最も効率的なのはメーカーの工場でRFIDタグを貼り付けるというもの。

基本的にパッケージにはバーコードが印字されているわけで、これをRFIDタグにとって変えれば、よりスピーディになると。

わかっちゃいるけど、なかなか進まないのはRFIDタグの高コスト問題があるのです。

倉庫

1枚数円レベルになれば・・・

ただでさえ単価の安い商品を扱っているコンビニ。で、タグのお値段は数十円。これでも数年前に比べるとかなり安くはなっていますが、それでもまだまだ高い。

アパレル業界で普及が進んだのはタグ分のコストを吸収できるだけの売価設定ができるからなんですね。

このコスト改革には改革には各社力を入れているようですが一朝一夕には行かず、後10年位待たないと無理かもという声も

この話を聞いて、無人コンビニがさらに遠のいたと残念でなりません。

未来