国内で盛り上がる音楽配信サービス
2015-2016年頭にかけて、次々と音楽配信サービスが始まりました。
Amebaが運営するAWA、LINEが運営するLINE MUSIC、アップルの運営するApple Musicなどなど。
各社が一斉に始めたということは、従来のダウンロードして音楽を楽しむという使い方から、ストリーミングの幕開けなんぞという言葉が飛び交いました。
が、世界を見渡せば、日本よりもずっと先を行っているようで、ストリーミングサービスはかなり普及しています。
んで、そのサービスを提供しているのが、アップルでもなく、AWAでもなく業界NO.1のスポティファイという会社なのです。
スポティファイとは
音楽配信サービスでは世界NO.1の会社。利用者数は全世界で1億人。日本の人口に匹敵しますね。で、有料会員が4000万人。この数、アップルの定額音楽配信サービスの2倍近い数字と言うのですから、とてつもなく普及していることが伺えます。
スポティファイが他の音楽サービスと大きく異る点は、無料の定額プランを提供していること。これがまぁ、よくできているんです。
無料サービスはこんな感じ
まず楽曲を自由に選ぶことができません。が事前に用意されたプレイリストの中からチョイスします。ある意味、有線的な使い方になるんでしょうね。
他には広告が表示されたり、音質が有料に比べると劣る。
BGM使いでもいいよということであれば、無料でもいいでしょう。
事実、6000万人の無料会員がいるわけですから、どうゆう使い方をしているかはわかりませんが、ある意味、受け身で音楽を楽しむ層が一定の数だけいるということはわかります。
アーチストはブチギレ
が、この無料サービスをよかならぬものと捉え、テーラースウィフトは自身の楽曲を全て引き上げたという経緯もあります。
が、これに対し、スポティファイ側は無料ではないよと。無料会員6000万人から広告収入は得られるし、再生数に応じて権利者に対して配分していると反論。
この弁を聞いて、納得していただければいいんですけど、テーラースウィフトの後に続くアーチストが出ないことを祈るばかりです。
カルフールの二の舞いにならないか
若干すったもんだはあったものの日本上陸を果たしたスポティファイ。
早速試して見ようと思いましたが、何故か招待制で使えずじまい。
招待制って聞くと遠い昔に流行ったmixiを思い出してしまいます。
招待制があまりにも長く続くと普及の足かせになってしまうのか心配です。
黒船来襲ってことでカルフールが上陸し、前評判は高かったものの、大した結果を残せず撤退してしまった悪夢がスポティファイにふりかからなければいいですけど・・・