マンション売れずゴーストタウン化、中国

「鬼城」があちらこちらで

新築マンションが立ち並んでいるものの、住人はほとんどおらず、そんな状況を中国では「鬼城」というようですが、そんな、鬼の住む城が、中国のそこかしこで建設されているようで、景気への影響が心配されています。

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前年同期比の半分って、ヤバくない?

2014年5月1-3日の3日間の実績ですが、北京、広州、深圳(しんせん)、上海の4大都市では、同52%減。北京にいたっては、8割減という惨憺たる事態。特に内陸部の都市は、かなり深刻なようです。

落ち込みの原因は

一つには習近平による腐敗撲滅による取り締まり強化。高級役人によるマンション購入需要が減少。二つめは人民元安を受けて、海外の投資家が引き上げたとのことです。

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この2番目の投資引き上げは、投資家が資産運用のため、マンションを購入。そいつを転売して利益を稼ごうとしたが、思うほど儲からない、焦げ付くことを懸念しての引き上げでは?と思うわけです。

シャドーバンキングへの返済が・・・

以前の記事にも触れましたが、シャドーバンキングへの返済期限は2014年。で、お得意様は不動産会社。当事者の不動産会社と言えば、マンションが売れず危機的状況。返済できるかどうかも定かではない様子。そんな所からマンションを買っても、大きなリスクを背負い込むことは必死。なので、逃げてしまったのではと勝手に思った次第です。

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中国経済正常化の布石?

マンションが全く売れず、かつ借金の返済期日も近づいている。さぁ、どうしようと。以前にも政府は不動産会社の自己破産を容認しているし、今回もどこかの不動産会社が吹っ飛んでも、政府は手をさしのべず市場原理に委ねるんでしょうね。そうすることで、経済の正常化を狙っているんじゃないでしょうか。かなり痛みを伴う改革でしょうけど。

日経ビジネスNO.1741より