顔認証技術で先を行く
セキュリティの究極のかたちとも言える顔認証技術。お隣中国では、この技術が様々な場所で使われています。
オフィスの入館から、コンビニの入店、飲食店の決済システムなどなどその広がりは留まるところを知りません。
このサービスの提供している中国のメグビーという会社。実力も折り紙つき。世界的な顔認証コンテストで、米マイクロソフト、米フェイスブック、米Googleと伍して6部門中3部門にトップに立つほど。
行動分析にも一役。メグビー
さらにこの会社、人の行動分析や車両認識のサービスも提供。
警察と協力して、北京市内の地下鉄の主要駅に顔認証の監視システムを導入して、政府から要注意人物とみなされている人の検挙に一役かったとか。
日本でも監視カメラがあらやる所に設置しありますが、顔認証まではいたっていないのでは
お国柄的に顔認証が発展する土壌
中国では自分の顔を登録することが、そもそも義務付けられており、この膨大なデータが顔認証の開発に役立てられている所は容易に想像がつきます。
これが日本となるとプライバシーの問題などもあり、なかなか普及が進まないと思います。
これも一党独裁による中国ならではの強みと言ってもいいでしょう。
プライバシーも大事だけど国民の安全を優先という考え方はありだなと思いました。
自動運転でも中国
顔認証技術の他にも、全世界で開発が進む自動運転の分野もこれまた中国が先を行くと言われています。
膨大なデータしかり、政府の後押しによる豊富な公道試験などなど。
法整備もさくっと決まるんでしょうね。
新技術の開発となると、何かと関係各所との調整やらで遅々として進まないもの。
けど、中国であれば政府がやると言えば、皆有無も言わず従うといった感じがします。
クローンもありだよ
これらの新技術の発展で最も驚いたのが、クローン研究。
カニクイザルのクローンを2頭誕生させたということで、おおきな話題になりました。
中国のメディアも大絶賛。我が国の霊長類研究は世界に並んでいた状態からリードする状態になったと。
これが日本ともなると、倫理的な問題にもなり、なかなかこの分野は消極的。
これも政府の後押しによる所が大きく、新技術開発には一党独裁は何かと都合がいいといった印象です。
他にもある強い分野
このように数十年前では、新興国なんて呼ばれていた中国ですが、今や先進国中と先進国と言ってもいいでしょう。
アメリカに次ぐ経済大国になり、軍事、外構、防衛、文化的な面も同様。
アメリカが脅威に感じるのも無理はありませんね・・・