一時は100円を切っていたのに
世界的な原油在庫の高止まりで、1年半前くらいからガソリン代がリッター100円以下。
長距離を走る身としては大変助かっていました。
リッター150円時代では月間のガソリン代が13,000円前後。
それが1万円以下になたのですから、軽いお金持ち気分を味わえました。
二度見したリッター110円
ただ、そんな幸せな状態も、そう長くは続きません。
一昨日、ガソリンスタンドのレギュ-ラ価格を見たらどこも110円前後。
この調子で、毎週値上げしていったら・・・。考えるだけども気持ちがブルーになります。
まずランチを800円クラスから600円クルスに変更。
高速代も、ある区間だけは下道で節約ということになるのでしょう。
原因は需給バランスが整った事
原油の価格維持のあめOPEC参加国では、たびたび減産の話し合いが進められていましたが、毎回のごとく破談になることが多かった。
2016年2月の会合でもそう。結果的に需要よりも供給が勝る状況をよしとしました。
ところが、リビアの内戦で期せずして需給のバランスが見事に整うという嬉しい誤算が発生。
リビアが犠牲となって、世界の産油国を救ったとも言えます。
リビアの穴埋めに期待
原油高の需給バランスが供給過多となれば、原油相場も下げに転じるだろうと。
期待できるのがイラン産の原油。経済制裁が解かれ、国を上げて原油輸出を進めていくでしょう。
そしてシェール革命で勃興した新興企業群。
1バレル50以上であれば、採算性があり彼らも事業を継続できます。
参加するプレーヤーが増えれば、リビアの穴埋めを軽く越え、原油価格の下落も行けるかもと期待も膨らみます。
価格上昇が沈静化することを期待
これらの穴埋め効果が功を奏し、リビアも通常通り原油生産が行われば、原油価格の上昇にも歯止めがかかると思います。
ガソリ代もそうですが、エネルギー産業や航空業界、農業、漁業など原油価格アップで影響を受ける業種は多い。
自分の暮らしにも間接的に影響しているので何とか下げて欲しい。