テスラの宇宙ビジネス
テスラ創業者イーロン・マスクが率いる宇宙ビジネス会社、スペースX。わずか10年余りで老舗と伍して戦えるほどの力をつけている。NASAから国際宇宙ステーションの物資郵送の契約やら商業用人工衛星も次々と受注。その秘密と言えば、圧倒的な安さ。
新発想でコストを削減
例えば三菱重工のH2Aの打ち上げコストが約100億円に対し、スペースXは、その3~4割安い約65億円と圧倒的な低コスト。これを実現したのが、既存の開発手法を踏襲するのではなく、ゼロベースで開発している所。
既存の開発手法は30~50年前のもので、技術の進歩した今の時代に照らして見ると、新技術で応用できる点がいくつかあったのでしょう。
不屈の精神
テスラもにも言えますが、宇宙ビジネスでも、その諦めない姿勢は健在。3度の失敗を得て、やっと打ち上げに成功したのですが、3度目は資金が底をつき、イーロン・マスクの資産を投げ打ってまで4度目の打ち上げにこぎつけたとのこと。普通なら諦める所なのに、成功するまでやりぬく強い意志に脱帽。
火星移住も夢じゃないかも
宇宙ビジネスの到達点とでも言いましょうか、将来的には火星に移住という所まで考えているようです。地球が住めない環境になった時の候補地として、火星は代替としては最適。
まるでガンダムのような世界ですが、イーロン・マスクなら実現させちゃうんだろうな。
日経ビジネス NO.1759
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