年間で18億円のコスト削減に成功
年間18億円のコスト削減に成功したのがイタリアのアルタリア航空。何でもGEのソフトを使い出したら、燃料を効率よく使えるようになり、結果的に大幅なコスト削減に結びついたとのこと。
ことこまかに燃費改善を指南
「着陸時のフラップ制御を変更してください」とか「降下時のスピードを変えれば燃費が改善できる」など、こと細かく改善してくれる。なぜ、そこまで細かいデータを取ることができるのか。それは飛行機につけられた数百個に及ぶセンサーのおかげ。
ビッグデータ解析
言葉だけが独り歩きしている感が否めないが、このアルタリア航空の事例を読んで、納得がいった。このアルタリア航空の場合、エンジンの稼働状況をはじめ、温度、燃料消費量、フライトプランなどの多様なデータを元に、最適な運航法を導いている。
どうゆう計算式で成り立っているかなんぞ聞いた所でわかるはずもないけど・・・。コンピューターの知能ってすごいんだとあらためて関心
これってクルマにも転用できない?
身近なところで考えると、車もビッグデータを活用できるのでは?メーカー主導か、国が音頭を取ってまとめるかはさておき、燃費改善に、ブレーキの回数を減らせだ、回転数は3,000をキープだとか、細かく指南してくれたら、維持費も相当、安く上がるのでは?と期待してしまう?
インダストリアル・インターネットは2015年のキーワード?
GEはこのサービスを外販して、多くの知見を得ながら、主力製品として育てて生きたい模様。リナックス的な発想ですね。
立ちふさがるのは個人情報。以前、JRのスイカの乗車履歴も問題になっていたけど、このサービスを受けたいという人は情報を提供するという形で運用すれば、このサービスも普及するんじゃないかなと。
個人的には大賛成。どっかのクルマメーカーで、導入してくれないかな・・・
日経ビジネス NO.1771