あと10年。50代の働き方を考える

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50代の評価は総じて厳しい

65歳定年となり、気づけばあと25年。サラリーマン人生を振り返るとここに至るまであっという間。残りの15年はもっと早く進むんでしょうね。

その前に10年先の50代を考えるとどんな働き方をしていけばいいのかと考えないとまずいかなと。

ある調査によれば、下の世代から見る50代の印象は十分機能していないとか、活躍の場を与えられていないとか、厳しい内容ばかり。

ウチの会社では、小さい事もあり年齢に関係なく働いている印象ですが、世間的な評価はかなり辛口ということにきづかされました。

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役なし50代のモチベーション低下

そもそも50代にはそれまで何かしらの役職に就いていた人も多く、役が外れたことで扱いは一般社員に。

これまで管理中心の業務が一般社員同様、実務を任されるとなると恐らく浦島太郎状態になるんでしょうね。

加えて、それまで部下だった社員が上司となり、お互いやりにくいこともあるんでしょう。

さらに50代に入り、ずっと役なしで平社員という人のモチベーション低下もかなりたちが悪い

それまで出世を目指して頑張ってきたのに年齢を理由に役職につけないという会社も。こうなると何を生きがいに仕事に向き合えばいいのか、自分を見失う人もいるようで、色々な問題を抱えていることが伺えます。

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不景気で狙い撃ちされる50代

これまの50代の処遇を俯瞰してみると、大概不景気のゾーンにはなると何かと騒がしくなる傾向にあります。

1975年-1983年の不景気時代には関連会社への出向・転籍の対象に選ばれ、半ば強制的に会社を去らざるを得ない。

1994年-2002年では成果主義の導入でお給料がガクンと減らされちゃう。

極めつけは2008年-2014年のリーマンショックに端を発する不景気期間では早期退職の対象に。

いずれの期間も有効求人倍率が1%を切るような時期。

労働力の調整弁として50代は狙い撃ちされてきた訳です。

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煙たがられるだけは避けないと

とは言え、現在は未曾有の人材不足状況。どの会社も人が足りない。となると50代も貴重な戦力して扱っていかないと会社が回らくなる可能性も。

ある会社では、これまでの経験を生かして社内の悩み相談室を構えたり、社内起業を進めたり、50を過ぎても役職につける制度変更をしたりなどモチベーションが低下する50代のやる気に火を付ける仕組みを導入し始めています。

10年後にはこれらが当たり前になっているのか、それとも今のまま変わらないのか。少なくとも50代を迎えたら、周りから煙たがられないように仕事に向き合いたいと思った次第です

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