人材不足にはこうして打ち勝つ。事例3選

地方活性化に一役。入力系業務

人手不足の解決に地方部の人材を活用して成功している企業が増えつつあります。

企業向け福利厚生セービスを手がけるベネフィット・ワンでは、社員の住宅補助やら子育て補助、医療補助などの申請をデータ化する事業を展開。

この入力作業スタッフに地方部の人材を活用しています。

従来であれば、入力センターを設置するのもサーバー代やら何やらで営業所を設けるのに相当なコストがかかっていましたが、クラウド化の進展で初期投資も抑えられ十分ペイできるようです。

業務の内容にもよりますが、働きたくても働き口がない地方の救世主になると同時に、企業にとっても人手不足による悩みも軽減できると思います。 入力

シンプルに時給を上げる

時給を上げても人が集まらない。そんな嘆きの声をいっつも漏らしている僕の先輩。

この福岡県久山町のコストコの成功例を見れば納得してくれる気がします。

このお店、他店舗よりも圧倒的に高い時給を設定。近隣よりも600円も高く、人手不足に頭を悩ませたことはほぼ皆無と採用担当者の声。

高い時給だけに、求める仕事はかなりハード。広大な駐車場からカートを回収したり、試食販売用の食材の間断ない供給などなど。加えて成果が著しく良ければ昇給もあり。

ただ単に働かせるだけでなく、仕事に就いてからも成長できる環境を整え、評価もきっちりこなしている点が働き手にとって魅力に映るのでしょう。

カート

スポーツ指導を取り入れて人材育成

その人材育成方法は、まるでスポーツの世界を見ているようで非常に合理的。

職人さんと呼ばれる業界は、後継者不足に一人前になるまでにかなりの時間を要します。

そこで、ベテラン職人の動きをVTRに取り、それを教材に人材育成に取り組んでいるのが北海道にある左官屋の会社

将来を見据え、高齢化する社員構成を若返らそうと、この取組をスタート。

ビデオを見ながら、腕の角度やらコテを入れる位置、手首の動きなどを学び実践。その様子もビデオに取りながら、受講する社員同士で、改善点を話し合う。

まるで高校の部活を見ているようで、結束も深まるという2次効果もあるのではと感じました。

左官

人材不足に勝つ

地方の人材活用規格外の時給設定と自己成長の環境整備、そして合理的な人材育成方法など、業種、企業によって、その内容は異なりますが、総じて働き手に向き合う企業の姿勢が見てとれます。

これまでは働き手に厳しかったですが、人手不足で考え方にも変化が現れてきた感じがします。

社員に優しい会社がもっと増えてくれればと切に願うばかりです。