ECを制するのは物流
Amazonをこよなく愛してやまない僕。かれこれ10年以上のつきあいかも。
あまたのECサイトがある中で、なぜAmazonなのか、それは配送料が無料、そして納品が早いこと。
この素晴らしさを体験してしまうとなかなか浮気なんぞはできません。
とは言うのもこれらの素晴らしい体験も宅配会社さんに依るところが大きいんですけど・・・
宅配会社もお手上げ、佐川急便撤退
ところが、2013年佐川急便が急増する物流にお手上げ状態となり、Amazonと袂を分かつことに。原因は増えづつける物量に体制が追いつかないから。
他の宅配会社でも、3月には遅配などが起きる事態となり、宅配会社全体で品質低下が叫ばれています。
原因は人手不足
宅配会社がこの有様なのだから、長距離トラックはもっと深刻。ドライバーがかなり不足しており、複数のトラックを廃車にするような会社まで現れ、のっぴきならない状態。
人件費や燃料費の高騰で、値上げを要求しても無下に断られる始末。んなことでは、どんどん先細ることは目に見えています。
倉庫もかなりの人手不足状態。
倉庫会社はもっと悲惨。まず値上げ要求は無理。宅配会社のドライバー不足と違い、倉庫会社の場合はバイト君不足が悩みのタネだとか。
夏場の庫内は、サウナ状態でその過酷な環境よりも楽して稼げる環境を選ぶとのことで、時給を上げざるを得ない。
けど、お客に対しては値上げ要求ができないとあって、頭を悩ませているようです。
まとめ
建設業にはじまり、農業、介護業界などなど。色々な業界で人手不足が起きているご様子。これも好景気による所が大きいですが、いつまで続くことか・・・。
とは言うものの、慢性的な人手不足が続けば、人材の流動化も促進されるだろうな。
日経ビジネスNO.1747より