超氷河期時代はしんどかった
氷河期時代の人にとっては就活と聞くと苦い思い出しかない方が多いと思います。数百社に向けてエントリーシートを出しても、面接にこぎつけられるのは数社程度。
で、面接はといえば、最終までに残るのは稀。それ仕事に関係あるの?という質問もあびせられるも、これも入社後の理不尽さのことを考えると素直に受け入れていました。
こんな状況が未来永劫続くんだろうなと思いきや、今では学生さんの方が立場が上。会社を選ぶのは私達というスタンス。
なんて素晴らしい世が到来したんだと思いました。
コロナ禍でたくましさ倍増
今年の就活生はほぼほぼ学生時代はコロナ禍であり、就活には外せない、学生生活におけるトピックスがないとのこと。
学校の授業もオンライン。横や縦の関係も希薄。けど、置かれた環境が厳しかろうと就活を主体的に取り組んでいる点にたくましさを感じます。
絶対王者、リクナビ陥落か?
就活と言えば、リクナビ。就活生ならば誰しも通る道だと思います。
ところが、今ではリクナビを敬遠する学生さんも多いようです。というのも2019年頃にリクナビが学生さんの内定辞退率を企業側に提供していた、あの事件が大きく影響しているようです。
学生さんに言わせれば、自分の個人情報を知らない所で売られていた、こわっと思ったのでしょう。
長らく、就活の絶対的ツールとして君臨していたリクナビですが、この先利用者に変化が起きるかもしません。
学生さん専用エージェントサービス始まる
転職では一般的なエージェントサービス。履歴書的なものを送ると、エージェントさんが企業をいくつか紹介してくれるというもの。
僕も転職の時は大変お世話になりました。
で、このサービスが就活生にも広がっていることに驚きました。
しかも、この提供サービスは多岐にわたり、企業の斡旋はもちろん、面接の練習やら、就活生同士の飲み会など、就活生には心強いサービスを展開しています。
中には、怪しいエージェント会社もいるとのことで、相当数の企業が本サービスを行っているようです。
就活生の7割が活用シているとのデータもあり、ほぼ一般的な感じがします。
まとめ
コロナ禍で十分な学生生活を送れず、ハンデを背負っての就活かと思いきや、逆に、その行動変容をうまーく活かしながら、就職活動を行っていることが伺えます。
オンラインミーティングで未だ、バタバタしてしまう人が多い職場ですが、彼らであればスマートに慌てることなく対処。予想外のトラブルにも、即座に代替え策を考えて、さくっと乗り切ってしまうことでしょう。
ある意味、今の企業にとっては新たな空気が入って良いことだなと思いました。