乗り合い飛行機の時代が現実になるかも。しんどいエコノミーから解放されるかも

小型ジェット機航空業界|経済

大統領専用機が豪華すぎる

米人気ドラマハウス・オブ・カードでよく目にした大統領戦闘機。閣僚たちが会議できる部屋はもちろん、大統領専用の執務室やゆったりと座席など、自家用ジェットの凄さを目の当たりにし、いつかこんな飛行機の旅をしたいと思いました。

それがもしかしたら現実の話になるかもというのが今回のお話です。

飛行機

自家用飛行機の需要が急回復

米連邦航空局の発表による2020年の自家用飛行機の運行回数は2020年3月から12ヶ月連続で前年割れで推移していましたが、ワクチン接種が進んだ2021年3月から急回復しました。

直近3ヶ月だけを見れば、コロナ前の2019年もより運行回数が増えているほど。

自家用飛行機が今まさに脚光を浴びているとも言えます。

シェアサービスの台頭

自家用ジェットが伸びた要因としてはコロナが影響しているとか。

不特定多数の人と同じ空間に一定時間一緒に過ごすことによる感染リスクが怖いというものから、航空会社による減便などが上げられます。

さらに見逃せないのが、自家用ジェットの乗り合いサービス。

同サービスを提供する米ホイールズアップは2021年4月-6月の売上高が約2.1倍増ました。

もう少し身近になれば・・・

シェアサービスを提供する企業が複数台、自家用ジェットを保有するようになれば、さらに需要が広がることでしょう。

その際、気になるのがお値段ですが、現状のサービスでは航空会社が提供するビジネスクラスの1.5倍~2倍だとか。

エコノミークラスしかケイ家したことのない僕にとっては、かなりハードルが高く感じます。

せめて、ビジネスクラスと同レベルの価格であれば利用してみたい。

ホンダの小型ジェットに追い風

機体開発で最近よく目にするホンダ。主翼上面にエンジンを配置する独創的な機体は話題を呼びました。

で、今回、11人乗りの新型モデルを発表。これまでの8人乗りのひとクラス上と言ってもいいでしょう。

従来の機体に比べて2割ほど燃費がいいというもので、これまでの機体の航続距離が3700kmに対し、新型機は4862kmと1000km以上も伸ばしました。

これにより東京ー香港間、米大陸の横断も可能になったとか。

これまでの小型ジェットでは、広さを競う方向でしたが、そこに燃費という新しい価値を提案したのがホンダです。

クルマと同様、市場を拓くというDNAは飛行機開発でも脈々と息づいているんだと実感しました。

ホンダの頑張りで、この市場の開発が盛んになってコストも押し下げるようにでもなれば、僕でも利用できる日がいつか来るだろうと思った次第です

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