航空業界の勢力図変化は電気業界に似ている

新興勢力の台頭

航空業界も、世界的に見ると新興勢力がかなり力をつけている模様。中でも中東の4キャリア、ターキッシュ、エミレーツ、カタール航空、エティハド航空。それとLCC。中東勢にいたってはこの10年で就航都市を急増させ、一方の日本勢はほぼ横ばい。中東勢の後塵を拝する状況。

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既存勢力の弱み

既存勢力の場合、教育、整備、機材調達など全てを自前で用意してきましたが、これが今では重みとなって身動き取れない状態。昔は先進国の企業しかできず、参入障壁は高かった。けど、アウトソーシングの出現で参入のハードルもグーンと下がったみたいです。

アウトソーシングで本業にフォーカス

新興勢力と言えば、教育、整備、機材調達のそのほとんどをアウトソーシング。なので、どう路線をはり、誰をいかに取り込むかということだけに専念できるわけです。中東勢はビジネスクラスに、LCCは低所得者層にとターゲットを明確にして路線を張ればいいと。

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電機業界にも似ているかも

電機業界でファブレスという言葉をよく耳にします。生産はアウトソースで、工業は持たない。製品開発だけに経営資源をフォーカスするといもの。アップルがまさしくその代表例で、その後、電機業界はと言えば、競争が激化し、日本勢はその波に乗り遅れ、悲惨な状態に陥ったわけですが・・・。

まとめ

参入障壁が低くなれば、プレーヤーも増え競争が激化。サービスの質向上や価格ダウンは期待できますが、他の産業と違い、航空業界は安全が第一。なので、飛行機恐怖症の僕にとっては、やっぱり既存の航空会社の方が安心。LCCはちょっとというのが正直な気持ちです・・・。

日経ビジネスNO.1748より