EV工場に巨額投資。各社の本気度が伺える

ev 自動車業界

T型フォード以来の巨額投資

自動車の歴史において、フォードのT型生産方式はある意味革命的でした。これによりクルマの大量生産が出来上がったのですから。

そのフォードがT型生産方式以来の巨額投資をEV工場建設で行うとのことで大きな話題となりました。投資額は1兆円超え。フォードも勝負に出たと言ってもいいでしょう。

生産方式も従来のながーい生産ラインよりも短くして、ムカデと呼ばれる、1本のラインの横に複数のラインが設置されているというもの。

加えて、賃金の比較的安い米南東部に建設したというのも、本気度が伺えます。

ちなみにこのエリアにはGMやヒュンダイもEVの生産工場の建設を予定しており、今後もEV生産のメッカになるかもしれません。

既存工場を改良してEVへ移行。VW

フォードのように新設でEV工場を建設する一方、既存の工場を改良してEV工場に仕立て上げるメーカーもいます。

世界販売台数2位のVWがそのひとつで、ドイツ東部のエンジン工場をEV工場に衣替え。元々多品種のクルマを生産する工場で、EVの車台を共通化したVWにとっては非常に都合の良い工場と言えます。

本来なら巨額投資が必要なEV工場ですが、既存工場を上手に使うことで、投資を抑えることができたとか。

ファブレスもあり?EV生産

テスラが電池の原材料の採掘までに手を出したり、BMWが自前で電池の開発を進めていたりと垂直統合型が最適解と思われたEVですが、一部では水平分業とも言えるファブレスのメーカーも存在もします。

米新興EVメーカーのフォックスコンは、オーストリアのマグナに生産を委託。お客には他にもトヨタや独メルセデスなどを持ち、いずれも高級生産を得意しているとか。

ということもあってか、生産技術は折り紙付と言ってもいいでしょう。

フォックスコンの中の人いわく、機動的に生産台数を拡大したり、縮小したりすることができるのが利点とのこと。開発やマーケティングに集中し、とにかく売れるクルマを追求することに力を入れている感じがしました。

まとめ

将来の計画販売台数のみが踊り、実態はどうなのよと思いましたが、工場建設に巨額投資をするあたり、本格的にEVにシフトする様子が伺えました。

とは言え、生産において、新設、既存衣替え、ファブレスと様々。

王者テスラが新設の工場なものの、巨額投資に苦しんでいる様子を見ると、既存ラインの衣替えが有力かなと。

王者トヨタの動向が気になりますが、EV版ジャストインタイム的な革命的生産方式を確立することを切に願うばかりです。

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