クルマビジネスを根底から覆すGoogleカーの破壊力

あの未来的デザインの理由

Googleカーの開発が今どの位進んでいるのか。非常に興味があったのでまとめてみました。

あの未来を予感させるデザインのGoogleカー。開発者いわく普通のクルマと、こいつは自動運転カーだよというちょうど真ん中を狙ったとのこと。

なので、東京モーターショーに出てくるようなコンセプトカー的なデザインに落ち着いたのでしょう。

確かにひと目で、こいつ新参者というのがひと目でわかります。ルーフの赤外線センサーが、どうもパトカーのサイレンにも見えてしまいますが・・・

実用化に向けて着々と進む公道実験

2015年には、カリフォルニアで公道実験が予定されています。んでもって、2017年には実用化。ある自動車メーカーが早くても2020年と言っているのと比較すると、そのスピード感にさすがGoogleといった感じ。

さらに進む技術開発

試作車開発に加え、並行して進められているのが自動運転カーに欠かせない技術開発。こちらは時間を買うということで積極的な買収が進められています。

例えば衛星から地上を撮影した動画を解析する技術を持つ会社を買収し、リアルタイムで車両の数や動きを認識できる精度を磨いています。

これにより、渋滞や人通りの多い場所を避けてGoogleカーを誘導できる。すなわち巨大なナビシステムを手にいれたようなもの。ということで、渋滞にはまるGoogleカーという残念な光景は、まずは見かけないでしょう。

ストリートビューも自動運転カー参入の布石

上空からのナビシステムに加え、ストリートビューもGoogleカーにとっては貴重な情報源になります。

走行に不可欠な高精度な地図データが蓄積されていれば、走行ルートを選ぶ選択肢も格段に増える。そこにリアルタイムの渋滞情報がのっかり、精度の高いルートが選択されるわけです。

高いハードルをも超える執念

夢のような話から一気に現実に引き戻されるほど衝撃度の高コスト具合。なんとあの赤外線センサーだけで900万円。

あのパトカーのサイレンとベンツSクラスが同じ値段と考えると、実現はまだまだ先かなと思えてしまう。

が、そんなことでへこたれないのがGoogle。だったら、自前でつくってコストを下げればいいじゃんということで、自社開発に切り替える動きも。量産効果が出れば、もっとコストは下がると思いますけど。

自動運カーのある未来

必要な時にスマホで呼び出し、降りる時に料金を支払う。まるでハイヤー的な使い方が増えるのではと予想されています。必要な時だけ使い所有しなくてもいい。今のカーシェア的な使い方が普及していくと言われています。

となると、今の所有を前提にした自動車のビジネスモデルを根底から覆す可能性もありえます。

Google創業者のセルゲイ・ブリン氏は、「一人ひとりがクルマを所有するビジネスモデルは非効率だ」とのたまわっていますし、確かに、そうゆう見方もあるでしょう。

折衷案で半手動カーでどうよ

Googleカー実用化に向けてもうひとつ障壁となるのがさ、法律の問題。基本ドライバー乗車を前提にした法律だけに、自動カーが万が一事故を起こした場合、責任の所在は誰?という問題がつきまとう。

この問題をクリアするには、半手動カーをおすすめしたい。あるいはある区間では無人カーOKという区間を設けるとか。

GWの時の大渋滞の苦行を思うと、自動運手カーがあればと思う。あのムダな時間を寝て過ごして、起きてみたら渋滞を抜けていたなんて、夢ような話が現実になればなと・・・。