仕向け地仕様じゃ、通用しないの?ホンダのインド対策

ビジネス自動車業界

今までのクルマ造り

恐らくですが、日本で設計、生産され、それを国の事情、法規制とか気候とかに合わせて、仕様を変更していく。それが昔のクルマ造りだったと思いますが、今ではちょいと事情が違うようで。

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インド車専用カー

タタモーターのナノで一躍、脚光を浴びたインドの自動車市場。やっぱり安くなければマーケットから無視されるのか、日本では考えられない価格で販売されています。例えばホンダのインド専用車、ブリオは約65万円。ホンダのインド市場にかける本気度が伝わってきます。

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インド人の好みとは

インド人はハッチバックよりもセダンの好まれ、しかも7割がディーゼル車。日本ではマイノリティなのに、国が変わればマジョリティになっているのだから、日本人の価値観のまま、開発していたら、大やけどしそうな結果に終わってたかも

さらに追加投入でシェア拡大に成功。

ブリオ発売から、しばらくして現地の好みに合わせたアメイズを投入。それまでのシェアが1.7%だったのが、直近では6.7%と大きくシェアを拡大。市場ニーズにピタッとフィットしたことが成功したようです。これからのホンダの躍進から目が話せない。

日経ビジネスNO.1735より

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