緩やかな連携、CASE戦略。日産

アプリ自動車業界

新語、CASEとは

これからの自動車業界で必要となる、コネクテッドのc、自動運転のa、シェアリングのs、電動化のEの頭文字を繋げたCASE戦略。

色々とやらなければならないことが多い自動車業界の中でひとつまとめて言い換えることは非常にわかりやすい。

で、今回のお話は日産のCASE戦略のお話です。

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日産のCASE戦略とは

日産がCASE戦略の肝は、他社と手を組んで進めていくというもの。

それも緩やかな連携であたかも1つの企業体として事業を推進していくもの。

振り返れば1999年に日産社長にゴーンさんが就任したときからこの仕組みは変わっていません。

日産とルノーは別々ながら、プラットフォームの共通化を図りながら、それぞれのブランドの個性はそのままに提携するというもの。

2016年に三菱が加わっても、この考えは変わっていません。

共通化多様性という二律背反的なことを同時に進めている所が強みと言えます。

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コネクテッドカーのC

ネットに繋がり、クルマを運転しながらにして様々な情報を得られるコネクテッドカー。

この領域では、Googleと手を組み、OSにはAndroidの採用。

それまではメーカーごとに独自のOSを使用していましたが、この部分を共通化して、その上で走るアプリはユーザー自身で色々と選べるというもの。

インターフェイスも全て一緒とはならずブランドのイメージに合わせて変えていくようです。

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続いて自動運転のA

この領域では、マイクロソフト中国の配車アプリ会社と提携。

マイクロソフトとは遠隔監視や自動運転のソフトウェア部分で協力。配信アプリ会社とは利用実態の把握という領域で提携を進めています。

この領域では、独ダイムラーとの連携が囁かれています。

既にダイムラーは乗り捨て型カーシェアサービスを展開済み。20年には完全自動化を計画しています。

まだ明確に提携の話は出ていませんが、恐らく協力関係になるのではと言われています。

最後に電動化のE

この領域では、日産リーフで他社に先駆けて電動化を推進しておりますが、ダイムラーとの提携が囁かれています。

電動化は規模がモノを言うビジネス。自動運転、シェアリング、コネクテッドカーの全てと親和性も高いことから提携は必要と思われます。

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まとめ

日産に限らず自動車メーカーは今まさに生き残りをかけて他社との提携を進め、CASE戦略を進めています。

どこが業界のデファクトスタンダードになるか、それともいくつものサービスが併存するのか、楽しみでなりません。

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