深夜残業など当たり前
とにかくサムスンの社員は働く、働くという印象。日本ではまずペケでしょうが、朝早くに出社して夜遅く、時計の針が12時を回っても、オフィス内には人だらけ。という印象を持ちます。
しかも社員数はとんでもない数。なので、日本勢が早々にキャッチアップされ、ごぼう抜かれしてしまうのも無理はないかなと。
そんな快進撃を続けるサムスンも、スマホのボヤ騒ぎ、会長の逮捕と災難が立て続けに起き、危機的な状況にありましたが、ここに来て、自動車分野で頭角を表わし、サムスン復活を予感させます。
本格参入したのがつい最近
サムスンと言えば、GALAXYなどに代表されるスマホ、有機ELや液晶というイメージが強く、自動車分野は畑違いかなと。
が、昨今の自動運転、EVのトレンドを見て、これは商売になると踏んだのでしょう、2017年3月に米ハーマンインターナショナルを80億ドルで買収し、自動車分野の進出を果たし、それを足ががりにあれよあれよと、トップランナーまでに登りつめちゃったのです。
たった1年で、キャッチアップするとは、これもモーレツ社員に拠る所が大きいかと思います。
新技術がこれまた斬新
米の家電見本市CESでは、様々な自動車向け技術を発表。自動運転向けの開発プラット「DRIVLINE」。ハードとソフトを自由に組み合わせられるというのが売り。この分野では昨今、世間を騒がすNVIDIAが先行しますが、近い将来肩を並べる存在になるかもです。
他にも運転席での各操作などを電子化する「デジタルコクピット」は、複数のディスプレイを備え、ナビ、メーターなどを一覧表示してくれるというもの。
さらに次世代通信技術「5G」をか通用したテレマティクスサービスなど、これでもかと言わんばかりにの新技術のオンパレード。
自動車メーカーの関係者が多数、サムスンのブースに訪れているとのことで、関心が高まっていることは確実でしょう。
自動車とお家の連携
将来的には自動車分野とお家周りの連携も実現していくことでしょう。クルマに乗りながら、好きな番組の録画をしたり、冷蔵庫の中身を調べられたり。はたまたエアコンをオンにしたり。家に近づいたら車庫のシャッターを開けておくなど。
気づけば、サムスン製品だらけということも現実的に起こり得るかもしれません。
そんな夢のような便利な暮らしを実現するために、今日もまたモーレツ社員が、奮闘されているのでしょう。
日本勢も頑張らないと、自動車分野でも先を越されちゃうかも・・・