真の現地化進む
今までは日本で開発したものを海外で輸出していたで済んでいましたが、国それぞれには文化、生活習慣、価値観など異なるわけで、日本で通用しても海外では全然駄目ということもある訳です。
技術資産をもう1回見直す
ある商品が世に送り出されるまでに、数えきれないボツになったアイデアがある訳です。それらはあくまでも日本市場をベースに考えている訳ですが、国が変われば、大化けすることもある。それを花王が実践しているっぽい。
中国版アタックに洗える生理用品
中国では下着などは手洗いする人が大半のようで、その生活習慣に着目し、泡切れが早くすすぎの手間を減らしたアタックを販売。インドネシアやマレーシアでは使用後に洗浄できる生理用品を開発。恐らく日本ではボツだったのでしょうけど、アジア市場に照らしてみたら、イケるっとでもなったのでしょう。
七転び八置の発想
ボツになった企画も見方を変えれば、日の目を見る機会がいつか出てくる、そんな勇気をもらえる記事でした。時代性、地域性、その時の上司?次第で、大化けすアイデアをというのは出てくるのかと感じた次第です。
日経ビジネスNO.1735より