コロナ騒動で勢力図に変化?建機業界

コロナ禍で生産停止。

IT化が見事にはまり、中国市場で大成功を収めたコマツ。建機業界では世界第二位ということで、日本が誇るグローバルブランドと言ってもいいでしょう。

ところがコロナ騒ぎにより、ブラジル、ロシア、ドイツでは建機の生産を注視。

建設工事の中止も相次ぎ今まさに逆風が吹き荒れるという状況に置かれています。

米キャタピラもこれまた大変。追加融資

一方、建機世界第一位の米も同様に、コロナの影響をモロに受け、生産停止に追い込まれている状況。

2020年には日本円にして約9000億円の融資を金融機関に要請しました。

自社の経営も厳しいですが、販売代理店の運転資金支援という側面もあり、どこかコロナ後を見据えた対策にも映りました。

間隙をぬって中国勢が勢いづく

といった具体に、建機業界のワンツーが、コロナの影響で苦しんでいる中、コロナが収束した中国勢が元気づいてるようです。

とにかく中国市場では、コマツの好敵手とも言われるほど強さを誇る三一。

都市部の土木工事の再開に併せて、ショベルの引き合いが多く、経済活動の復活に歩調を合わせるがごとく順調に受注を得ています。

需要が戻ってきたのに、タマが揃わないコマツとしては悔しい思いではいるでしょう。

ここぞという時の中国は強い

さらにコマツとしては、忸怩たる思いなのが、安さが自慢の三一などの中国建機メーカーが、値上げをしたということ。

つまり、価格を上げても需要がついて来るという状況。これコマツの独壇場だったのに、そこまで侵食されてしまうとは・・・。

この三一を後押しするかのように金融機関も積極的に融資。機を見るに敏と言いましょうか。ここが勝負どころと踏めば一気呵成に動く。

建機業界二強に割って入るかも?

といった具合に、長らく、キャタピラ、コマツの二強状態が続いていた建機業界ですが、もしかしたら、中国の建機メーカーが割って入ってくる可能性も大いに考えられます。

本業とかけ離れて、ドイツの病院などにマスクを13万枚配布、イタリアに5送るなど、社会課題の支援にも動き出している中国建機メーカー。

コロナをきっかけに市場拡大を狙っている感じがします。しかも国も一緒になって支援している節もあり、これが事実なら、キャタピラもコマツも穏やかではないでしょう。

建機業界のみならず、他の業界にもこのような地殻変動が起きる可能性は十分に考えられ、それもコロナが収束した国の企業が最も元気が良い。

この流れに乗り遅れないためにも、早く日本もコロナ沢外が収束して欲しいと切に願うばかりです。